1月第4週 我が家の雑居水槽は、不定期とはいえ私の趣向による模様替えを行なっております。あくまでも日本産淡水魚のイメージを壊さず、木津川の情景に見合うように、現地で収集したオブジェを配置して、雰囲気作りを楽しんでいる次第です。厳冬のこの時季、我が家の木津川もシンプルに底砂と流木だけの組み合わせ。はたして住人である皆様は満足して戴けているのでしょうか。今週の写真はウキゴリ氏、彼もまたシンプルな水槽には似合っておられます。
更新日付:2002.01.27
1月第3週 正月気分が抜けると寒さだけが妙に現実味を増し、何かしら行動を起こすにも大義名分が必要なくらい億劫に成りそうなこの時季、保温された環境の魚達には、私の行動は歯がゆいように写っているのでしようか。昨年も後半より雑居水槽の政権はオイカワ(写真)、カワムツ(別室)両氏に移行し、その勢力は依然衰えを見せず…。
新年の開幕は両スプリンター氏の続投から。
更新日付:2002.01.20
1月第2週 お正月休みもいつの間にか過ぎ、いつもの慌しさが舞い戻ってきまたが、今週は休養モードに成っておりました自分を現実に引き戻すまでのアプローチ。水槽では年中、底砂掃除に明け暮れて居られるカマツカ氏(写真)が、私に発破を掛けているようで…。
一年、いや一生を通じて変わることのないあなたの献身とも言える労働、ならびに勤労精神には、いつも頭の下がる思いです。
更新日付:2002.01.13
1月第1週 新年明けましておめでとうございます。今年も昨年に引き続きまして「雷魚図鑑」並びにgonta036とお付き合いの程、宜しくお願い致します。さて、先週で川遊びが終了し、今年に入って我が家では実質的な水槽シーズンの到来と成りました。最終の木津川にて、遅ればせながらニューフェイスの確保を完了し、約10日間のウオーミングアップを終えて、無事彼らは雑居水槽デビューを果たされました。例年の事ながら、春を待つ数ヶ月は、ベテラン勢の飛躍とニューフェイスの成長を見守りながら、暖かい我が家の木津川を楽しんでおります。昨年は、いろいろと話題の絶えなかった我が家の水族群、さてさて今年はどんな展開を見せてくれるのでしようか。
更新日付:2002.01.06
12月第5週 暮れも押し迫り、23日に今年最後の、木津川に出かけました。採取した魚はタナゴ、オイカワ、カワムツ、ドンコ、ヨシノボリ、ヌマチチブ、タモロコ、フナの8種におよび、その中からタナゴ、オイカワ、ヨシノボリの数匹を持ち帰りました。当日は比較的穏やかな日和となりましたが、ウェダーを着用しているとは言え、(家人の冷たい視線と相まって)予想以上に川の水は冷たく…。
いずれにしても、持ち帰った個体は、来春にかけての成長株。雑居水槽の期待のニューフェイスとして、現在予備水槽にて観察中と成っております。
更新日付:2001.12.30
12月第4週 12月に入ったなと思いきや、早やクリスマスを迎える頃となり、例年の事とは言え、師走の”逃走ぶり”には戸惑いさえ感じております。今年もいろいろな魚たちにスポットを当てながら楽しんで参りましたが、個性派ぞろいの日淡の魅力は尽きる事がなく…。
写真のアブラボテ氏は小兵ながら素早い動きで、水槽中を疾風の如くかけて居られますが、均整の取れた美しいシルエットは私の大のお気に入り、さり気ない口ひげも素敵ですよね。
更新日付:2001.12.23
12月第3週 今週も暖かい水槽か゛羨ましく感じる程、寒い日が続き、いつのまにか色あせた風景を窓ごしに眺めていると、冷たい風まで吹き込んで来るようで…。
普段から井戸端会議の盛んなアカハラ諸氏のケージでは、いったい何が話し合われているのでしようか。寒いこの時季、仲睦まじい光景は何となく暖かく感じられますよね。
更新日付:2001.12.16
12月第2週 師走も中旬に差し掛かれば、ずいぶん寒さも勢い付いて、外出するのもおっくうな時季になりました。今年の後半はフィールドに出かける回数も少なく、物足りなさを感じておりますが、年末にかけては締めくくりの「厳冬川遊び」を目論んでいる次第です。今週の雑居水槽は血気盛んなオイカワ氏(写真)の独壇場となり、他の魚の追随を許さないスピードと迫力は、水槽中を駆け抜けるほどの勢いすら感じられます。
更新日付:2001.12.09