日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 1999年

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1999.03.20  kizu River

今まで日本産淡水魚をいろいろ飼ってきました。それも主に木津川で採ってきたものです。 あまり派手な色の魚はいませんが、ヨシノボリやカマツカなどはユニークな表情で見ていて退屈しません。
真鯉も釣ってきて育てました。大きくなり過ぎて水槽で飼えなくなり、やむなく親戚の池に行きました。オイカワやカワムツは動きが早く、狭い水槽では鼻をよく打ちつけています。
そして偶然に採取したカムルチーを今はメインに育てています。なかなか問題の多い魚ですが、意外におとなしくてめったに暴れたりしません(注意:暴れた時は半端ではありませんが…。) 一日の内、じっとしているときが大半で、餌を食べるときの俊敏さは別の魚のようです。 ただ幼魚の時から水槽で育ってきているので自然界の環境とは違い性格も野生の個体に比べて温厚になっているのかも知れませんね。
ちょっとしたきっかけから雷魚を飼うことになってしまいましたが、我が家の住人としてこれからも大切に付き合っていくつもりです。
カテゴリー日本産淡水魚・熱帯魚編、淡水魚話では、このサイトの主役であるカムルチー(雷魚)以外の日本産淡水魚及び熱帯魚そして金魚の話題を中心に更新していく予定です。

更新日付:1999.03.20

1999.05.02  Odontobutis obscura

連休に奈良へ魚採取に出かけました。捕獲したのはドジョウ、カワムツ、タウナギ、ヨシノボリ、フナ、今回の珍客としてドンコが3匹と甲羅が25cmもあるミシシッピアカミミガメも捕まえました。この亀にヨシノボリを一匹提供すると一口で平らげて終われました。さすがに甲羅25cmではインフラが確保できないと云う事もあり今回アカミミガメは、早々にお引き取りいただきました。 さて、珍客のドンコはその名にふさわしい風体でユニークなキャラクターの持ち主です。昼間はほとんど動きません。図鑑によると動物食で夜間活動型。 現在はテーブルの上の30cm水槽で仮住まいです。観察していて感心させられましたのは保護色です。川砂を入れて私が目を離したわずかの間に砂の色に変身していました。砂を入れる前は水槽の底の黒色だったのでこちらが錯覚に陥りました。現在、本格的飼育にふみきるかどうか思案中です。これから夏になり川に行くようになれば、次々に採取した魚が増えて、部屋中水槽だらけというのも問題なので…。かといってカムルチー(雷魚)の水槽での共存は不可能ですし。
その後ドンコの近況ですが、テーブルに置いた30cm水槽のドンコ3匹は、入居後3日目に乱闘がおこり、翌朝1匹が天国に召され生存は2匹だけとなっています。とりあえず餌にメダカを買って来て5匹を水槽に、一晩で3匹に減少しましたが、どちらの個体が捕食されたのかは不明です。
2匹のドンコは体長10cmと5cm、体長こそ倍ほど違いますが、小さいサイズのほうが気が強いとみえて次の乱闘で大の背中に傷を負わせました。 闘争癖があるのでしようか、縄張り意識が強いのでしょうか、けっこう頻繁に乱闘が起こっております。面白いのは乱闘が始まったかなと見ていると派手な立会い劇の後、両者重なり合ったままで、相撲で言う”水いり”の状態になり、長い間時間が止まったままです。そのうち私の知らぬ間に離れて、両者が水槽のそれぞれのコーナーに戻って睨み合っているという状態です。
ところで3週間たった現在、最初に差し入れたメダカ5匹は残り1匹になっていますが、ストックのメダカ10匹から稚魚が8匹も孵化しており結果的に頭数は4匹増えた事に成ります。(2019.03.21 再)

更新日付:1999.05.02

1999.06.06   Opsariichthys platypus

6月第1週 今年最初の木津川…6月に入り今年もまた木津川の季節到来です。毎年この頃になると休日に出かけて行くようになります。
今回現地では、まず水草の下に群れをなしている稚魚を場所の離れたところからそれぞれ何匹かづつ採取して持ち帰りました。家で水槽に入れると同じように見えていた稚魚も上ものと底ものというように分かれます。たいていの上ものはオイカワやカワムツで、底ものはヨシノボリです。一月も経たないうちに種類が判明します。変わったところでは昨年はギギなども採取できました。ひょっとするとカム(雷魚)の子供が…なんて思いながら観察していますが今回はどうでしょうか。この時期の楽しみのひとつです。
6月第2週 ドンコ水槽激変…乱闘劇にピリオドがうたれました。結果はドンコ大(上記写真)の勝利です。
敗北したドンコも一時は優性にたっていたように見えたのですが、どうやら体力、気力とも大のほうが勝っていたようですね。数日後、敗者は静かに天国に召されました。これによりドンコ水槽は単独飼育となってしまいました。
6月第3週 全てにピリオドがうたれました。19日朝、昨日まで動き回っていたドンコが急変、ヒレを左右に広げた状態で天国に逝ってしまいました。原因はやはり私の管理不行きとどきでしょうか。ユニークなキャラクター、スタイル共にたいへん気にいっていたドンコだけに、とても残念です。
6月第4週  先週のドンコ水槽騒動で生き消沈していたのですが、別の水槽では、木津川より稚魚採集していた中から生存競争に勝ち残った2匹が順調に成長、これからが大いに楽しみです。種類の判別はまだつきにくいサイズではありますが、どうやらオイカワかカワムツのようです。両者とも小さいうちは良いのですが、大きくなると遊泳力のある魚ですので、狭い水槽では、勢い余ってガラスに鼻を打ちつけ、形が変わってしまっているのを見るたびにたいへん気の毒で…。(2019.03.21 再)   

更新日付:1999.06.06

1999.07.04   Lepomis macrochirus

7月第1週  稚魚採取で底生魚生存組にヨシノボリが頭角をあらわしてきました。
初めは底砂にまぎれていた稚魚が、少し大きくなり成魚の風体になってきました。上物の魚よりいくぶん成長は遅いようで、何処まで生存競争に勝ち残ることができるのかは、まだ分かりませんがこれからの楽しみの一つです。
7月第2週 カムのハプニング(詳細はHistoryで紹介しております)で30cm水槽の住人には目がいってなかったのですが、幼魚のヨシノボリが大きくなりテリトリーがはっきりしてきました。強いオスが水槽の真中あたりを陣取り他を寄せつけないようです。
カムの水槽とは違って一見穏やかそうに見える世界にも熾烈な戦いが繰り広げられております。
7月第3週 この夏2回目の木津川。
11日、本日も快晴で梅雨もそろそろ明けそうな真夏の1日です。
今日のゲストメンバーは8種類です。網で捕獲した魚はオイカワ、ブルーギル(写真)フナ、ドジョウ、ヨシノボリ、タウナギ、新顔のブラックバス。
オイカワは偶然に10cmクラスがすくえました。これはカム(雷魚)のお土産です。本流ではヨシノボリを数匹。中にはけっこう成魚サイズで婚姻色を出しているものも採取できました。この木津川ではブラックバスの幼魚(3cm)を捕まえたのは今回が初めてです。移動中のバケツの中では小さいサイズながら他の魚を追いかけ回して、つわものぶりを披露してくれました。
釣り上げた魚はフナ、カマツカです。フナは25cmクラスの銀ブナ、カマツカは15cmクラスで、木津川では今まで2~3cmのものをすくえただけだったので(15cmクラスはショップで買っていました)まさか釣れるとは思ってなかった魚です。本来からあまりストレスに強い魚ではないので、サイズは大きいとはいえ衰弱しているように見えます

更新日付:1999.07.04

1999.07.25  The situation of water tanku

7月第4週 梅雨も明けて本格的な夏到来です。我が家の水槽では予想通り、外来魚のブラックバスとブルーギルが頭角をあらわして参りました。餌は冷凍の赤虫です。特にブラックバスの勢いには目を見張るものがあります。食欲もさながら強い性格の魚ですね。ブラックバスの飼育は私自身初めてなので、この先どのような成長ぶりを見せてくれるのか楽しみにしております。
今後の展開次第では、カム(雷魚)と並んで、我が家の代表選手になりそうですね。
さてブルーギルはと言えば、自分の5倍ほどもありそうなカマツカにチョッカイをかけに行きます。このブルーギル、姿を見ればとても美しい魚なのにブラックバスと並んで巷ではあまり評判が良くないのは何故でしょうか。
7月第5週  ハプニングが…6月最初に木津川で採取してきた幼魚達の水替え時の事です。体長も1~1.5cmになったカワムツ、遊泳力もついて大きくなりました。
このカワムツを水槽掃除の少しの間、何も考えずに雑居水槽に入れてしまったのが大間違いでした。ブラックバスが見逃す筈は無く、一瞬の早業で自分より少し小さいカワムツを追いかけると同時に、ひと呑みにしてしまいました。これは私の大失敗、小さいとはいえブラックバスを甘く見ていたようです。口を開けば自分の胴位の大きさですものね。

更新日付:1999.07.25

1999.08.01   Pseudogobio esocinus esocinus

8月第1週  毎日暑い日が続きますが皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
我が家の雑居水槽の魚達はブラックバスを筆頭に今週も順調に育っております。
毎朝の給餌は冷凍赤虫のブロックを一つ、入れたとたんに寄って集って無くなってしまいます。
ところで私が一番気にかけておりますカマツカ、釣り上げた時から衰弱しているように見えて心配いたしておりました。実際、餌も全く食べずに20日あまり、次の木津川訪問時に放そうとまで考えておりましたが、今週半ばより、ようやく赤虫を食べるようになって一安心と言うところです。
餌といえば以前、カマツカの水槽を立ち上げていた時から2年以上のブランクがあり忘れかけていたのですが、その時にも給餌にはたいへん気を使いました。とにかくあの口ですので水中に浮遊しているものはほとんど食べず、底に有るものだけになります。俊敏さも上物の魚には及ばないようですから、当然どちらも食べる上物の魚とは共存に問題が出てきます。それに加えてカマツカは個体差もありますが比較的デリケートでしかもストレスにはあまり強くありません。いろいろな要因で、皆さんも飼われる場合はスペース的な問題をクリアーできれば単独飼育がベストだと思います。
いつ見てもユニークなしぐさと風体は日本産淡水魚の中でもトップクラス。またしばらくハマってしまいそうです。
ところでこのカマツカは我が家では一番人気、何処かの魚と違って、まさか夜中にガラス蓋をたたき割って脱走したり水槽を突き破る心配はないですものね…。

8月第2週 先週に引き続いてカマツカの話題になるのですが…。
雑居水槽には以前から底砂(木津川産)を入れてなかったのですが、やはりカマツカには底砂が大切です。
砂を入れてしばらくするとザザッという音と共に潜りこんでしまいました。あまり厚く底砂を入れなかったのと体が大きいのとで全身がもぐりこめません。怖がりなのでしょうか、もぐりこんで目だけを出している事も多く、隠れた場所を探すのもまた楽しみです。カマツカのキャラの一つですからね。砂風呂に入って、頭にタオル代わりの底砂、とてもユニークです。

更新日付:1999.08.01

1999.08.15   Rhinogobius brunneus

8月第3週 15日に今年3回目の木津川へ出かけました。
あいにくの雨もようで2時間程の滞在になってしまいましたが…。
本日のニューフェイスはギギとドンコの幼魚です。雑居水槽の新人としてこれからの成長を期待しておりますが、この水槽の生存競争は極めて過酷で晴れてブラックバスのようなデビューができるでしょうか。
ギギもドンコもチョコチョコ動き回って餌の赤虫を口一杯ほおばっております。
これからいろんな話題を提供してくれそうで大いに期待しております。
この水槽の下半分を演出しているキャストはカマツカとヨシノボリです。ヨシノボリもけっこうユニークなキャラを持っています。底生魚用の餌をブルーギルから必死に守る姿は勇敢で、体がもう少し大きければ風体もなかなかのツワモノです。吸盤でガラスにひっついて居るかと思えば底砂を駆け回って相手を威嚇したりと、見ていて退屈しません。このヨシノボリもカマツカとならんでみなさんにお勧めの魚です。
それにしても底生魚には行動のユニークな連中が多いですね。

更新日付:1999.08.15

1999.08.22  The situation of water tanku

8月第4週   雑居水槽は上物、底物ともに生存競争が激化しております。
上物はブルーギル、ブラックバスにフナの3匹。
少し体長の大きいブルーギルがブラックバスに仕掛けていきます、今のところはバスも軽くかわしていますが反対にバスから仕掛けることはありません。(現状はブルーギルが優位に立っております)
不思議に思うのですが、バスと同じ位のサイズのフナには両者とも仕掛けていかないのは何故なのでしょう。
やはりライバルとしてのターゲットを絞り込んでいるようですね。
上物の3匹の相対関係は、フナを行司に挟んでまるで東西の相撲もようです。

更新日付:1999.08.22

1999.09.05   Rhinogobius brunneus

9月第1週  底物の魚達もずいぶんメンバーが絞られてきました。ヨシノボリ同士がやはり領地闘争を展開しております。
勝ち組は今のところトウヨシノボリです、これはチームプレーの結果なのでしょうか。
彼らの争いを見ていると尻尾を集中攻撃しているようです。尻尾がきれいな者は優性側で力尽きた者の尻尾はほとんどが原型を留めておりません。
今まで我が家で飼ってきたヨシノボリをはじめとする底生魚の攻撃パターンのようにも思われます。
追いやられたヨシノボリはガラス面に退避(写真)勝ち組みは水槽中央に陣取りガラス組はそのうちに力尽きて、という図式です。
いずれの社会も少数の勝組に残れるように…。魚達を見ている私も、私を見ている魚達も同じ穴のむじなと言えそうですね。

更新日付:1999.09.05

1999.09.12  The situation of water tanku

9月第2週 夏も終わりに近づき生き残った雑居水槽のメンバーも順調に成長してきております。
予想通り肉食派のブルーギル、ブラックバスのコンビが底物の魚達に影響を与え出してきました。ヨシノボリに犠牲者が…。
このままでは間違いなく肉食派が支配する環境になってしまいそうなので、早速セパレーターを水槽のセンターに設置して2匹(写真)を隔離することにしました。
共存を好む魚、一匹狼的な魚、それぞれの立場を尊重しながら見守っていくのが理想の水槽管理者なのでしようね。
犠牲者が出たりガラスの蓋を割られたり、どうも修行が足りないようで…。

更新日付:1999.09.12

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