日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2009.10.04   Myleus rubripinnis luna  ID641

10月第 1週  10月に入り、最初の週末は清々しい一日となりました。いつものように水槽メンテナンスが終わると、暫らくの間、慌しかったパクーたちも落ち着きを取り戻し、のんびりとした彼らの時間に逆戻り。普段から活発な彼らは、こちらの動きにはとても敏感で、驚かすような素早い行動は厳禁です。長年に亘る付き合いで、彼らの習性がおぼろげながら掴めてきましたが、いずれの社会も同じように、お互いのルールを守っていれば、私が望むフォトジェニックなポーズを提供いただけます。2019.06.27 再

更新日付:2009.10.04

2009.09.27   Ossubtus xinguense

9月第 5週 9月も残すところ後、僅かとなりました。週末は天候にも恵まれ、汗ばむ程の陽気となり、絶好の行楽日和と言ったところでしょうか。さて今週のモデル、写真のドルフィン(パロット)パクーですが、他のパクー達との混浴には全く不向きと言わざるを得ませんが、成長に伴って(15cmを超えるあたりからでしょうか)その独特な体型や体色、尻鰭の形状に至るまで幼魚の頃には想像も出来なかった魅力が開花し始めます。飼育は、上記のように混浴さえ考えなければ容易です。給餌も幼魚の内から人口飼料をメインに食しておられますが、これと言った問題もなく現在まで推移しております。

更新日付:2009.09.27

2009.09.20   Myleus rubripinnis luna

9月第 4週 9月も後半に差し掛かり、初秋の心地良さは、魚達とのふれ合いと同じようにウイークデーの喧騒を和らげてくれます。ところで、漢詩 「春眠暁を覚えず・・・」 は、例年この時期の睡魔にも当てはまるように感じるのですが、皆様は如何でしょうか。今週もメンテナンスを終えた水槽をカラフルではナンバーワンのルナが通り過ぎました。

更新日付:2009.09.20

2009.09.13   Myleus schomburgkii  ID 638

9月第 2週  9月も中旬を迎え、日中の日差しさえ一時の勢いはなく、ずいぶん過ごしやすく成って参りました。心地よい秋の気配は、穏やかな気持ちにさせていただけるのですが、来たるべく先にある寒さが苦手な私にすれば、駆け足による季節の移ろいは、ご容赦いただきたいところです。写真はシングー産のブラックバンデッド・ミレウス、最近、太バンドのミレウスを見慣れているせいか彼のバンドが細く見えます。2019.06.02 再

更新日付:2009.09.13

2009.09.06   Myleus schomburgkii

9月第 1週  9月に入り、相変わらず残暑は厳しいとは云うものの例年に比べると随分穏やかに感じられます。さて先週、お話しましたが、パロット(ドルフィン)パクーの凶暴さ故に水槽を行き来する事になった 写真のブラックバンデッド・ミレウスの幼魚ですが、成長期と云う事もあり食欲は旺盛で、諸先輩の食べ残しまで、実に綺麗に平らげていただいております。おかげさまでパクー水槽は、隅々まで掃除が行き届いた状況で、ある意味において献身的な清掃活動とも言える給餌行動が、いつまで継続するかは分かりませんが、現時点においては彼らの食欲に感謝している次第です。

更新日付:2009.09.06

2009.08.30   Ossubtus xinguense

8月第 5週  今週も朝晩の涼しさとは裏腹の残暑に閉口いたしました。写真のパロット(ドルフィン)パクーは、先週、パクー水槽に移動をお願いし、代わりにブラックバンデッド・ミレウスをお迎えしたのですが、今週末のメンテナンスでまた元通りに。理由は、パロットパクーの行動にあります。当初、パクー水槽で大人しくしていた彼は、今から思えば、猫を被っていた様で、次第に本性が表れ、週の半ばには、同居のパクー達を追い掛け回したあげく、一部の個体を除いて、鰭が無残な状態に。やはり昔の凶暴ぶりは、変わる事もなく、むしろパワーアップを図られていたようです。再び同居が決まったサタンプレコ氏は、暫らくの間、平和な毎日を過ごしておられましたが、ここに来て、また緊張の毎日を生きる事になられました。

更新日付:2009.08.30

2009.08.23   Myleus schomburgkii

8月第 4週  日中の暑さは相変わらず厳しいとは云うものの朝晩はずいぶんと過ごしやすく成って参りました。今週は、水槽メンテナンスと同じタイミングでメンバーの移動を敢行いたしました。具体的には、パロット(ドルフィン)パクーをパクー水槽に、逆にブラックバンデッド・ミレウスの幼魚(写真)をサタンプレコの水槽にお招き致しました。今のところ、これと言った弊害もなく順調な滑り出しと云うところでしょうか。

更新日付:2009.08.23

2009.08.16   Myleus schomburgkii  ID 634

8月第 3週  盂蘭盆会の法要を済ませると、夏も後半戦。まだまだ暑い日が続きますが、夜には虫の鳴き声が、涼しい風を運んで来てくれます。パクー水槽のニューフェイス、ブラックバンデッド・ミレウスの幼魚は、食欲旺盛。この時期の成長には目を見張るものが有ります。2019.06.03 再

更新日付:2009.08.16

2009.08.09   Myleus rubripinnis

8月第 2週  例年なら、梅雨明け10日と言われるように、安定した夏空が10日程は続くのですが、今年の近畿地方は、梅雨明けが遅かったせいか不安定な天候が多いように思えます。
週末のメンテナンスを終え、パクー達を眺めていると今更ながら彼らの成長スピードに感心させられます。彼らの成長と活発な動きは、余裕に思えた水槽が、いつの間にか手狭に感じるようになりました。

更新日付:2009.08.09

2009.08.02   Metynnis hypsauchen

8月第 1週  8月に入ってもここ近畿地方は梅雨明け宣言が出されず、かといって梅雨らしい毎日かと云えばそうでもなく体感的には夏本番の蒸し暑さが続いていると言ったところでしょうか。写真のメチニスは、今年2月に幼魚で入居されてから約半年でようやく若魚の仲間入り。入居当初しばらくは並居るミレウス達に揉まれ、美しい鰭も傷付けられて痛々しい状態だったのですが、最近になり再生し、それに伴うように彼自体の存在感も出て参りました。私自身は、彼の額縁された尾鰭と背鰭の色付が大変、気に入っております。

更新日付:2009.08.02

2009.07.26   Ossubtus xinguense

7月第 4週  先週は梅雨が明けたようにお伝えしましたが、近畿地方の梅雨明けは、まだだったようです。そう云えば週末の大阪は、蝉の合唱と天神祭りが終わった事を除けば、ここに来てようやく梅雨らしい天候と言ったところでしょうか。メンテナンスを終えたパロット(ドルフィン)パクーとサタンプレコの水槽 ( 別室 ) は今週も大きなトラブルもなく混浴が成立したもようです

更新日付:2009.07.26

2009.07.19   Glyptoperichthys lituratus

7月第 3週  今年は梅雨に入ったのかどうか解らないような天候が続き、その内に、ここ近畿地方も梅雨が明けたようです。先週からの茹だるような暑さは変わる事もなく、季節の歩みを告げてくれていたのはどうやら蝉の鳴き声だけだったようです。サタンプレコの記念写真が続きましたが、それぞれアングルと雰囲気が違う彼の表情の中で一番、彼らしいショットは ( 別室 ) でしょうか・・・。

更新日付:2009.07.19

2009.07.12   Glyptoperichthys lituratus

7月第 2週  週末は茹だるような暑さで、まるで梅雨が明けたような天候となりました。メンテナンスを終えた夕暮れのアンバーな光の中、サタンプレコが水流と戯れる姿をぼんやり眺めていると、いつの間にか夢見心地に。そう云えば、遠い昔に見た夢は、いつもなぜかセピア色・・・。

更新日付:2009.07.12

2009.07.05   Glyptoperichthys lituratus

7月第 1週  どうやら今年は、空梅雨の様相で、今週も夏らしい天候が続きました。
週末の水槽メンテナンスは、久しぶりに器具類の点検と濾材掃除を敢行いたしました。夏に向けての大清掃と云ったところでしょうか。写真のサタンプレコは、ドルフィンパクーと付かず離れずの同居生活。激しく争っている時が有るかと思えば、傍に寄り添っているような時もあり、双方の親密度は謎ですが、気性の荒さではサタンプレコに軍配があがりそうです。

更新日付:2009.07.05

2009.06.28   Myleus rubripinnis

6月第 4週  今週もまるで梅雨が明けたような天候で、一足早い夏体験と云ったところでしょうか。夏と云えば遠い昔、毎週のように訪れた木津川で、川面を渡る心地よい風をふと思い出しました。季節の移ろいは、成長と云う名の下にパクー水槽の面々にも平等に訪れ、ゆったりと感じられたスペースもいつの間にかそれなりの賑やかさを感じるようになりました。

更新日付:2009.06.28

2009.06.21   Ossubtus xinguense

6月第 3週 梅雨に入ったとは云うもののここ大阪では今週も晴天が続き、蒸し暑い毎日となりました。先週もお話しましたが、写真のドルフィンパクー(パロットパクー)は現在、サタンプレコとの同居をお願いしております。気性の荒い両者の同居は一見、大したトラブルもなく推移しているように見えるのですが、決して仲良く・・・と云う訳ではなく、サタンプレコから彼に向けての頭付き攻撃 ( 別室 ) を幾度となく目撃しております。

更新日付:2009.06.21

2009.06.14   Myleus schomburgkii

6月第 2週  今週は、ここ近畿地方も梅雨に入り、夏に向けてのトライアルと云ったところでしょうか。ところで蒸し暑い水槽部屋も入梅を機にエアコン管理に切り替えました。高水温は魚たちにとっては厳しい状況で、数年前からエアコンのお世話に成っている次第です。

更新日付:2009.06.14

2009/06/07   Mylossoma aureum

6月第 1週  6月に入り、梅雨を間近に、週末の晴天も何処となく湿気を帯びているように感じます。まもなく訪れる高水温時期対策は、例年通り水槽部屋のエアコンによる温度管理を考えております。今週もメンテナンスを終えたパクー水槽でお気に入りのミロソマが美しく輝いて見えました。

更新日付:2009.06.07

2009.05.31  Myleus rubripinnis

5月第 5週  早いもので5月も最終日となりました。パクー水槽では今週のメンテナンスを機に底砂を撤収し再びベアタンクで管理する事にしました。写真のレッドフックはオレンジの斑が徐々に現れ始めました。今まで変化の少ない個体だったのですが、今後の変身振りを楽しみにしております。

更新日付:2009.05.31

2009.05.24   Mylossoma aureum

5月第 4週  今週は忙しさに感けて水槽のメンテナンスが簡略化となり、たいへん申し訳なく思っております。梅雨を前に控えて水温も徐々に上昇の兆しが見え始め、温度管理の難しい時期に差し掛かりましたが、幸いな事に今のところパクータンクでは体調の悪い個体もなく、順調に推移いたしております。

更新日付:2009.05.24

2009.05.17   Cynops pyrrhogaster   (Japanese Fire-bellied Newt)

5月第 3週  今週末はあいにくの雨模様となり、肌寒ささえ感じました。まもなく訪れる梅雨を前に、出来るなら雨は先送りでお願いしたいものです。のんびりとした昼下がりにアカハラゲージを眺めていると、いつの間にか睡魔に見舞われました。忙しかった今週、彼らが私に教えてくれたのは英気を養う休養だったようです。

更新日付:2009.05.17

2009.05.10   Myleus rubripinnis

5月第 2週  大型連休も終わり、週末は初夏を思わせる天候になりました。いつのまにか5月も中旬を迎え、今更ながら月日の速さに驚いている次第です。のんびりとした週末は、メンテナンスを終えた水槽で魚たちのご機嫌を伺いながら記念撮影を楽しんでおりますが、充てのない至極の時間は、ドラスチックなまでに俊足で、いつの間にか夕暮れを私に運んで来てくれます。

更新日付:2009.05.10

2009.05.03   Myleus rubripinnis luna

5月第 1週  5月に入り、大型連休も後半戦。アクアリストの皆様には如何お過ごしの事でしょうか。季節も、ようやくここに来て、肌寒さもなくなり、梅雨を迎えるまでの快適なひと時と云ったところでしょうか。季節の移ろいとルナの体色の変化に相関関係があるのかどうかは解りませんが、時を経る度に美しくなる彼らの魅力を堪能しております。

更新日付:2009.05.03

2009.04.26   Myleus rubripinnis

4月第 4週  先週の一気に初夏を思わせる陽気も一段落。今週末は急ぎすぎた季節が少しだけ逆戻りしたような肌寒さを感じました。メンテナンスを終えたパクー水槽で、写真のオーソドックスなレッドフックは、紅一点のスポットがトレードマーク。入居は 2008年 3月。現在、体長15cmと小柄ながら均整のとれた体型が美しい個体です。

更新日付:2009.04.26

200.04.19  Mylossoma aureum

4月第 3週  今年の桜もいよいよクライマックスを迎え、遅咲きの八重桜が美しい時期になりました。今週末は、好天に恵まれ、気温も一気にはね上がり、汗ばむ程の陽気となりました。水槽もヒーターが稼動する事も少なくなり、魚たちにとってこれから過酷な季節を迎えることになります。

更新日付:2009.04.19

2009.04.12   Myleus rubripinnis luna    Red spot

4月第 2週  今週は桜も満開となり、週末は絶好の花見日和となりました。数週間前の肌寒さが嘘のようで、一気に初夏を思わせるような陽気に、心地よさと安心を感じると云ったところでしょうか。写真のルナ (レッドスポット) は、いつの間にか貫禄ある成魚にと成長を遂げられ、月日が経つに従って重厚さを増すように感じられます。彼の場合、充分に大きく張り出した尻鰭とは逆に、小ぶりに見える背鰭とのアンバランスな対比が、よりいっそう体高を際立たせるようです。

更新日付:2009.04.12

2009.04.05   Myleus schomburgkii

4月第 1週  4月に入り桜もいよいよ満開の時季を迎え、ここ大阪では今年も大川沿いの桜並木が見事な美しさで、観る者を楽しませてくれます。冬の間、寒さに感けて行けなかった木津川にも、暖かい春の風が吹いているのでしょうか。

更新日付:2009.04.05

2009.03.29   Glyptoperichthys lituratus

3月第 5週 待ちわびる暖かい春は、お預け状態、今週は花冷えの一週間になりました。いつまでも厚手の上着が手放せないこの時季に相応しく、単独水槽のサタンプレコ氏はごらんの通り冬のコスチューム、何となく微笑まれてるように見えるのは気のせいでしょうか。

更新日付:2009.03.29

2009.03.22 Cynops pyrrhogaster

3月第 4週 今週は一進一退を繰り返していた季節が、一気に春へシフトされ、ようやく冬のトンネルを抜け出そうと云ったところでしょうか。私にとっては待ちに待った暖かい季節の到来も、アカハラ諸氏には、別段、興味も無さそうで、ゲージではいつもながらのポーカーフェイスで、静かにパントマイムが繰り広げられております。

更新日付:2009.03.22

2009.03.15  Myleus rubripinnis luna

3月第 3週  3月も中旬となり、今週は、今か今かと暖かさを待つ身には厳しい寒さに感じました。パクータンクの老成魚ルナは、若魚のような瑞々しさはありませんが、四季折々の美しさが体表に現れているように見えます。桜の花びらが舞う暖かい春はもうそこまで・・・。

更新日付:2009.03.15

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