5月第4週 気候的に寒暖差の少ないこの時季は、梅雨までのアプローチと云ったところでしょうか。いつのまにか日常の忙しさに感けて、大好きな木津川の景色 (別室 1・2) さえ忘れている自分にガラス越しの魚たちは今日もやさしい視線を投げかけてくれます。そして私の脳裏にある木津の川面を渡る風は、四季折々、忘れかけていた自然の優しさを思い出させてくれます。大好きなクラウンローチ Botia macracanthus のやさしい視線の先に、故郷の景色は浮かんでいるのでしようか。
更新日付:2003.05.25
5月第3週 今週は寒暖差少なく、ゆったりとした季節の歩みが、何となく歯がゆく感じられました。週末は、最近さぼりがちな水槽環境のマネジメントに気合を入れて、ph 降下カーブとにらめっこ。今週のゲストは恰幅の良いタモロコ氏、体格の良い彼に付いては体調にも問題がなさそうです。
更新日付:2003.05.18
5月第2週 アッと云う間に連休も過ぎ去り、いつもの慌しさが舞い戻って参りました。休養明のウォーミングアップウィーク、快適にお過ごしに成られたでしょうか。久しぶりに訪れたショップでは、いつものごとくマニアの人達による魚談義が始まっていました。相変わらず門外漢の私は、優雅な魚たちを眺めながら、いつの間にか水中の世界に。写真のアルピノクララ Clarias batrachus は私に何か言いたげな素振り、ずいぶん個性的な彼女も私のお気に入り。
更新日付:2003.05.11
5月第1週 日中はもう初夏の陽気、五月晴れの青空に行くあてのない時を過ごすのは、ある意味、苦痛に似た感覚です。多忙な毎日の中では考えられないスケジュールに追われない贅沢な時間を 埋めてしまおうとする愚かな自分を水槽の魚たちは笑っているようです。
タナゴのお嬢は、長くのびた産卵管が吹流しのように。
更新日付:2003.05.04
4月第4週 寒暖のはげしい時期も暖かさに軍配が上がるように成ると、私を含めたキーパーの皆様にとっては水槽管理の厳しい季節の到来と云ったところでしょうか。例年ならこの時期を境にフィールド観察・魚採取の機会が増え、にわかに活性化する我が家の水族環境も、ある意味、膨大化した現況では、木津川の美しい自然に踏み入れる回数も少なくなりました。今週の記念撮影は、我が家でお馴染みのカマツカ氏 。相変わらず底砂の環境美化に多大な貢献をして頂いております。慌しい活動の中、ふと休まれた瞬間に屈託のない目線をいただきました。
更新日付:2003.04.27
4月第3週 いつの間にか初夏を思わせるような陽気に、手放せなかった上着さえ忘れるほどの日差しが眩しくて。写真のギギ達も待ちわびた暖かさを楽しむように、戯れる姿を頻繁に見かけるように成りました。冬の間、忘れていた何かを取り戻したのは、どうやら私だけではないようです。
更新日付:2003.04.20
4月第2週 暖かな陽気に誘われて休日は、花見に出かけました。舞い落ちる桜の花ビラが、絨毯のように敷き詰められた山道は、足を踏み入れるには忍びなく感じられます。我が家の水槽では、タナゴ達が美しい装いで、こちらも今が花見のようです。
更新日付:2003.04.13
4月第1週 季節の移り変わりは早いもので、気が付けば春本番。ひと雨毎に舞い落ちる美しい桜の衣替えを寂しく感じております。写真のコメットは水槽に咲いた花一輪。花びらのような舞姿が魅力的です。
更新日付:2003.04.06