8月第2週 今週もここ大阪は連日の猛暑で、高気圧は緩まる気配すら感じられず、ある意味、たいへん安定した一週間と成りました。水槽の魚達には、上がり切った水温は迷惑な話で、行き着く島もないと言った所でしょうか。私としましては、溶存酸素の確保をメインにしながら、水質の低下防止に全力投球。アバウトな管理にもかかわらず、リタイアする個体もなく感謝している次第です。夏といえば夏魚の金魚(写真・別室)諸氏。いつの間にかメンバーも増え、過密化傾向に有りますが、今年の夏も絶好調、食欲では群を抜いておられます。
更新日付:2002.08.11
8月第1週 先週末は日本海へ海水浴に出かけました。私にすれば、木津川に参上しヨシノボリ達と水中遊泳を目論んで居りましたが、例年、習慣化しつつ有る「海行き」に軍配が上がった次第です。潜ってしまえば、磯場の水中はとても美しく、イソギンチャクや名も知らない魚達との遊泳は、川とは違った趣があります。今回のモデルは、軟体動物のウミウシ嬢(アオウミウシ)。彼女の美しさは広い水中でも目を引くものがあり、しばらく臨時スタジオでご一緒頂きました。別室では、これはもうお馴染みのフグ諸氏、今年はハコメガネが臨時水槽に早や代わり。炎天下、大いに楽しませて頂いた「海水族」のみなさまには次回までご機嫌よろしく…。
更新日付:2002.08.04
7月第4週 梅雨明けと同時に、うだるような酷暑の訪れに水の恋しい毎日ですが、楽しみにしていた川遊びが、休日に所用が重なり残念な思いをしております。我が家の木津川は、最近入居のナマズ(写真・別室)氏に関心が向けられておりますが、何分、幼少の身ゆえ、現状では他の魚に圧倒されている感が有ります。そういう彼も給餌時には、少し様子が違い、食べっぷりでは先輩諸氏に引けを取らない豪快さ。将来の”つわものぶり”を間じかに見る思いです。
更新日付:2002.07.28
7月第3週 今週は梅雨のなごりの雨が一気に夏を呼び込むように…。
我が家の水槽群も酷暑を向かえ、水温も上昇の一途。別段の保冷システムを施していない雑居水槽は、日中は蛍光灯を消灯、窓からの日差しだけの何となく薄暗いライティングに成っております。そのおかげと言うのでしょうか、いつもは夜間活動派でエンビ管がお気に入りのギギ氏(写真・別室1・2)が、その黒装束姿を頻繁に現して頂けるように成りました。久しぶりに記念撮影を済ませたギギ氏は、昨年よりずいぶん成長されているのですが、しばらく話題に上らなかったせいでしょうか、ずいぶん連れないご様子。やさしいフェイスのあなたと隠れファンである私と、しばらくは微妙な光の中でお付き合いを…。
更新日付:2002.07.21
7月第2週 7月も中盤に差し掛かり、ここ近畿地方でも梅雨明け宣言が待たれるように成りました。梅雨が明けると川遊びも本番を迎え炎天下とは言え、木津川の心地良い水の流れの中で魚達と相対して過ごす時間には格別なものが有ります。写真のヨシノボリ氏は昨年の夏、 木津川のひと時で見つけた個体、我が家ではお馴染みの彼は、入居頂いた頃からすれば見違えるような成長を遂げられ雑居水槽ヨシノボリ隊のリーダーとしての貫禄十分。ファインダー越しに幼かったフィールドの彼が目に浮かぶようです。
更新日付:2002.07.14
7月第1週 7月に入り、梅雨明けを待たずに日差しはもう真夏本番。夏の川遊びと言えば、ヨシノボリ楽園の水中観察がここ数年の楽しみになっております。この時季になるとニューフェイスのヨシノボリ、ヌマチチブ達が木津川より転居に成り、水槽を賑わせるように成るのですが、現在の雑居水槽では両氏ともすでに飽和状態。今年はフィールド観察がメインに成りそうです。年に一度の逢瀬、七夕ウィ-クの写真は夏魚を代表して2年目のヌマチチブに。
更新日付:2002.07.07
6月第5週 6月も終盤に差し掛かり、暦どおりの梅雨らしい日が続いた今週は、猛暑を望むわけではないのですか゛、日差しの恋しい一週間と成りました。昇り続けた水温も心なしか落ち着いて、魚達には安息の日々を過ごして頂けたでしょうか。写真(上)のカネヒラは、自慢のヒレを大きく広げてライバルを威嚇して居られるのでしょうか。
更新日付:2002.06.30
6月第4週 カマツカはいつも献身的とも言える雑居水槽の底砂掃除に明け暮れておられます。その甲斐あって底砂は他の水槽に比べて汚れの進行が遅く、感謝している次第です。そんな彼らの労働の合間に見せるさり気ない表情が好きで、今週はレンズを向けて見ました。温厚そうな彼の横顔を見ていると、こちらまで穏やかな気分になれます。うだるような夏はもうそこまで…。
更新日付:2002.06.23