4月第4週 Cichlasoma citrinellum x Cichlasoma synspilum 4月(卯月)も後半と成りゴールデンウィークに入りましたが今年はカレンダーの加減で長期休暇にするパターンとカレンダー通り(飛び石休暇)のパターンに二分化される傾向で私の場合は後者に入ります。寄って今週末は大型連休中という感覚に乏しい週末を過ごしていると云ったところでしょうか。ところで今年に入りアクアリウムショップにお邪魔する機会が以前に比べて少なく成りました。その原因を考えた場合やはりインターネットの普及によって家に居ながら各店の入荷情報等が確認することが可能と成った事です。以前ならどんな魚が入荷されたかを楽しみにショップに足を運んでいましたが3回が2回、2回が1回と遠ざかっていくばかり、加えて会社帰りのストレス解消に立ち寄っていたショップの営業時間が変わり遅くまで営業されているお店も減っていることも要因です。社会的背景が大きく変わる昨今、アナログ的な考え方が淘汰されていくことが魚飼育にも少なからず影響を与えていることに寂しさを感じております。そんなことを知る由もない写真のキングコングパロットも他の魚達も変わる事無く私に英気を与え続けてくれます。
更新日付:2025.04.27
4月第3週 Carassius auratus auratus あれほど待ち臨んだ暖かさが訪れたと思えば一気に真夏日まで到来しその極端な変化は異常気象なのでしょうか。環境変化に強い金魚のなかでも和金は特に顕著で頼もしい存在です。金魚は熱帯魚と違って室内飼育に限れば保温、冷房器具を使用しないでも食欲も年中変わる事もなく旺盛で与え過ぎて急成長し過ぎないように注力しております。現在金魚はギベリオタイプ(長手)の和金とコメットで遊泳力に優れていることから丸物金魚との混泳は出来ませんが金魚沼にハマっていた以前のように金魚のバリエーションを増やせたらと思っております。
更新日付:2025.04.20
4月第2週 Myleus rubripinnis 4月も中旬に差し掛かり満開だった桜も徐々に花吹雪を散らしながら辛うじて週末(昨日)は美しさを保っていると云ったところでしょうか。写真のパクーは2007年10月11日、今から18年ほど前にショップからお出でいただいた若魚で他の rubripinnis と少し違った体型に魅力を感じていた個体です。私が一番パクー沼にハマっていた時期でもありパクーの入荷も頻繁で大阪市内のショップを巡り歩きつつ他県のショップからもネット購入、総勢50匹以上とメンバーを充実させていたいわばパクー黄金期でしょうか。今と成ればパクーは数匹に成ってしまいましたが当時の群泳とは違う味わいを楽しんでおります。
更新日付:2025.04.13
4月第1週 Synodontis petricola 4月(卯月)に入りここのところ朝晩の寒暖差が大きく何かに付け不安定に成りがちな毎日です。魚達をのんびり眺めているのに相応しい時期でもあります。タンガニーカ湖産のシノドンティスはある意味アフリカンシクリッドとの混泳で進化を遂げてきたシノドンティスでペトリコラはその代表的な存在です。小型種ですのでインフラも大掛かりなものでなくても環境に適応させ易く我が家の水槽は60㎝×60㎝で幼魚の南米シクリッドと混泳で問題ありません。今のところこのインフラで終生飼育を考えております。
更新日付:2025.04.06
3月第5週 Sciaenochromis fryeri 懸念された戻り寒波が到来いたしました。必然と思っていた方が気持ち的にも体的にはストレスが少ないと云ったところでしょうか。3月弥生も明日を残すだけと成り4月卯月がスタートし仕事的には第1四半期が終わります。我々も魚達も自然の摂理でしょうかインフラに関わらず活性が上がり出す時期を迎えます。不思議な事ではないのかも知れませんがショップを訪れる回数が増えてくるのも必然なのでしょうか。魚飼育を続けていく中で魚を落とすことは辛いことではあり願わくは経験をしたくない事です。しかしながら環境、給餌をベストにしているつもりでも落ちる個体があるのも事実です。ここで単に補充を考えるか、そのインフラに見合った個体数になったと考えるのかが難しいところです。いずれにせよ落としたそのタイミングに情報収取でショップを訪れ、以前から飼育してみたかった個体に出会ったりたまたまそのタイミングがセールだったりするとタガが外れがちなので要注意ですね。
更新日付:2025.03.30
3月第4 週 Blackberry pacu 春分の日(春彼岸の中日)も過ぎと徐々に日が長くなって参ります。今週末は暖かく日中はポカポカ陽気ですが風は強く「春の訪れ」と云ってもまだまだ肌寒い日もあり油断は禁物と云ったところでしょうか。給餌時のエピソードですがプレコ用と称されるタブレットフードは毎回、争奪戦が繰り広げられます。こちらの水槽では写真の2匹、フロントーサとブラックベリーパクー、今回はブラックベリーパクーに軍配が上がりました。数週間前まではブラックベリーの口には少々大きくてフロントーサの一人勝ち状態でしたがコツを掴みだしたブラックベリーはパクー特有の前歯で一旦加えたら離さないテクニックが功を奏し体格もわずかながら恰幅も感じられるようになりました。代わりにセルフィンプレコは口にすることが皆無で餌の目的が本末転倒。水槽の苔はほぼ見る事が無いほどの大活躍で喜んでいる次第です。因みにアメリカンシクリッド水槽ではパロットパクー(シッタクス)とレッドフックミレウス ルナのタブレット争奪戦でアルビノセルフィンは口にできず。こちらの水槽の苔もまたアルビノセルフィンの大活躍で水槽掃除が簡略されております。よって我が家のシクリッド、パクー達の主食はプレコ用タブレットとなっております。
更新日付:2025.03.23
3月第3週 Trichogaster microlepis 今週末はまた寒さが戻りこの時季の気まぐれに付き合わされております。梅の花が見頃で早咲きの桜と同時にウオーキングコースで見掛けるようになり例年にない違和感を覚えております。シルバー グーラミィの魅力は体色の光沢にありますが写真は少々その魅力に欠けるビジュアルで少々、残念に思っております。シルバーグーラミィは同じトリコガスターでもパール グーラミィの派手な体色とは大きく異なります。混泳を目論んだ場合に体長も大きく成り気性的にも荒いシルバーグーラミィとは無理がありそうです。現在シルバーグーラミィのタンクメイトは双璧であるペルーアルタム、コリドラス、小型カラシン、プンティウス等を90㎝規格水槽で管理しております。今のところこれと云った問題は生じていません。
更新日付:2025.03.16
3月2週 文字通りの三寒四温で日曜日は晴天に恵まれ暖かい日差しに包まれました。3月に入ってから毎週の給餌回数を徐々に増やしていきますが水換えは足し水程度としております。いろいろ試行錯誤をしながら臨機応変に対応は変えていますが全てに於いて満足とは言えないのが飼育の難しさと云ったところでしょうか。セルラサルムス科の中で私が1番気に入っているルナは体型・体色・班ともに飼い込む事でその魅力を増していきます。最近は寒さの加減でショップにお邪魔する機会が少なく成りましたが、足蹴に通う事で意中の個体との出会い、幅広い情報の入手が可能と成ります。自身のアクアリウム管理、Webサイトと共に重要な魚飼育であると考える次第です。
更新日付:2025.03.09
3月 第 1 週 Hoplarchus psittacus 今週は先週と打って変わって暖かい日が続きました。極寒の中での緩和は気持ちまで穏やかにしてくれます。写真のパロット シクリッドの統治するアメリカンシクリッド水槽に他の水槽で暴君となっていたブルーゼブラを移動させました。さすがにツワモノ揃いの連中の中では大人しくかといって負け個体にもならず移動はその目的を達成できたと考える次第です。
更新日付:2025.03.02
2月第4週 2月も後半に来てから大寒波に見舞われている今週末は魚達をゆっくり観賞すると決め込んで3連休を迎えました。写真のベネスタスは我が家の初代ベネスタスで非常に美しい体色をショップで見掛けその場は一旦連れて帰らずに基本的な習性などを調べ飼育水槽のメンバー構成を考えてから再会があれば連れて帰る事にしていました。当初から成魚に近い大きさでしたので、ただでさえ争いの多いシクリッドですから相性が悪ければ退避水槽に移動させる事態も考慮していました。幸いな事に導入時には問題がなく安心していたのですが数週間後に水槽に慣れ始めた頃からフロントーサとの攻防が始まり結局は別水槽にフロントーサを退避させる事になった次第です。
更新日付:2025.02.23