11月第1週 11月に入り今週は季節が急に冬に向けて前進したような感が有り、慌てて上着を着込むように成った次第です。この連休には魚達にも同じように冬支度。ヒーターをセットする運びとなりました。いずれにしても急な温度変化は私たちばかりではなく魚達にも好ましくないように思えるのですが、今のところ我が家の連中にはこれといった特別な変化も見られず食欲の秋を満喫しておられるようです。写真のニゴイ氏(別室)は恰幅もよく冬を向かえる準備も万端のようです。
更新日付:2002.11.03
10月第4週 心地よい時期は足早に過ぎ去りそうな様相で、朝晩の冷え込みが日毎に厳しく感じるようになって参りました。夏の間、水温の上昇を出来るかぎり抑える為に最小限に留めていた照明が今度は水温の急激な下降を抑える役割に一役かって頂いております。
夏の初めに木津川より入居の若魚タナゴ氏(写真)は、新しい季節を正装で迎えるかのように美しい体色が眩しくさえあります。寒さに向かう我が家の水槽群は今年も木津川メンバーで大賑わい。春を迎えるまでのフィールドは我が家の雑居水槽と言う事で…。
更新日付:2002.10.27
10月第3週 10月も下旬に差し掛かり紅葉の晩秋はもうそこまで。寒くなるまでの過ごしやすいこの時期、フィールドの魚達にとっても同じように快適な日々と言えるのでしょうか。我が家の水槽は冬支度まであと少し、厳しい自然下の魚たちとは違う彼らにも寒暖差の大きい一日が体調に心地よいリズムと成りますように。
休日の雑居水槽、ガラス越しのヨシノボリがとても美しく見えました。
更新日付:2002.10.20
10月第2週 夕方から雨が予想される休日、足早に木津川へ出かけました。川面を渡る風はもう秋。さすがに水も冷たく今年の川遊びも終盤を迎えたと言うところでしょうか。
当日の採取魚はドンコ、タナゴ、カワムツ、オイカワ、フナ、ブルーギル、カマツカ、ニゴイ の8種。今回は、帰り間際にお目見えの15cmクラスのカマツカ氏に我が家にお出で頂きました。いつものようにウォーミングアップ終了後、雑居水槽クリーンアッフ部隊に配属予定と成っております。
我が家の各水槽では、共存が可能な限り底砂の美化活動にカマツカ氏を配属し、その重要な任務を遂行して頂いております。実際、彼らの献身的な活動は長期にわたる私の管理水槽には不可欠な要素であり、今後においてもその重要性は不変のものであると考える次第です。
かく言うカマツカ氏、慣れない水槽でいつの間にか底砂の中。記念撮影もまま成らない状況で…。
今週のピンチヒッターは、こちらも木津川生まれの先輩で、オーソドックスなスタイルのフナ氏、彼もまたクリーンアップ要員と言えなくもないのですが。
更新日付:2002.10.13
10月第1週 今週は水槽まわりの大清掃を兼ねて夏バージョンから秋・冬バージョンへの移行準備に取り掛かりました。たいていの魚達は私のいつもと違った奇異な行動に過敏な反応を示す中、写真のドンコ氏は実に冷静なご様子。彼の毅然とした態度は、沢山の修羅場をくぐり抜けてこられた余裕なのでしょうか、それとも私に対する親愛の表れなのでしょうか。いずれにしても、何らかの縁を持ってこうして同じ時間を共有して頂いてる魚達に、新しい季節の訪れが、お互いの成長につながりますように…。
更新日付:2002.10.06
9月第5週 九月も最終週。日中の日差しも和らぎ、いつの間にか日暮れが早くなっている事さえ気付かないほど都会の感覚に慣れてしまっている私を、少しの間自然のリズムに戻してくれる水槽の魚達に感謝しながら、今週も水槽メンテナンスを楽しんでおります。慌しいウィークデーには忘れている何かを週末に取り戻すのは理論ではなくて感覚なのでしようか。
シヨップで見かけたカラヒガイ(写真上)はゼブラ模様が美しくて、我が家のヒガイとは違った魅力。
「あなたの忘れていた感覚を取り戻すにはずいぶん沢山の魚達が必要ね…。」
「…。」秋の日はつるべ落とし。魚達には、しばらく快適な時を過ごして頂けるでしょうか。
更新日付:2002.09.29
9月第4週 秋分の日が近づくと日中の暑さもずいぶん緩和され、朝晩はむしろ肌寒さを感じるようになりました。冷却処置を施さない我が家の水槽群にもここに来てようやく過ごしやすい時期を迎え、内心安堵している次第です。例年の事とは言え、過酷な条件下において経験と感に依るアバウトな危機管理は無謀であると反省はしておりますが、今年もメンバーに恵まれ過酷な季節を乗り越えられた事に感謝しております。ショップで見かけた夏魚の彼(写真)は涼しげなコスチューム。紅葉の季節には後もう少し…。
更新日付:2002.09.22
9月第3週 今年の夏は、いろいろと思い馳せていた川遊びへの情熱に今ひとつ行動が伴わず、私自身、物足りなさを感じております。それは、我が家の木津川と、魚達とのコミュニケーションに満足している結果だと喜ばしく思います。が、例年に増して休日になると、水槽群のメンテナンスに物理的な時間を費やし過ぎている現実を、家人の冷ややかな視線と苦笑から学んだ次第です。早いもので9月も中旬を迎え、朝晩は秋の気配。季節が移り変わるように、魚達の成長に伴って雑居水槽も飽和状態、今週は新しい雑居水槽の立ち上げを余儀なくされ、限られたスペースとそれにまつわるメンタルな問題にも 対処しなくてはいけないのですか゛こればかりはメンバーが増えたとは言え彼らに相談する訳にはいきませんものね。写真のヒガイ氏は体長、遊泳力からすれば、在来の雑居水槽残留組。彼には少しだけ密度の下がった水槽に満足いただけるでしょうか。
更新日付:2002.09.15