日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話

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2004.02.22  Rhodeus ocellatus ocellatus

2月第4週  今週、ここ大阪では春を思わせるほどの陽気で、このまま暖かい日が続かないのは分かっていながら、ショーウィンドーに飾られた春色のネクタイを横目で眺めていました。
私の日本産淡水魚水槽でお気に入りのタイリクバラタナゴもまた綺麗なコスチューム、春を心待ちにしているのは、どうやら私だけではないようです。

更新日付:2004.02.22

2004.02.15  Corydoras sp

2月第3週  逃げる二月はいつの間にか中盤を向かえ、寒さのピークを脱しつつ有ると言うところでしょうか。
仕事を終えて寄り道したショップでは、常連のマニアが何時ものように魚談議に花を咲かせておられます。私のようなにわかファンには、難解な話題に今回もまた付いていけなくて。黙って聞いている傍のコリドラス水槽では、以前から楽しそうに寄り添うメラノタエニアのカップルが…。
いづれの社会も同じように、仲のよい彼らに難しい問答は無用のようですね。

更新日付:2004.02.15

2004.02.08   Biwia zezera

2月第2週  私の日本産淡水魚水槽は、窓際の比較的、明るい場所に有るのですが、窓越しに見える冬枯れの山は、暖かい水槽と対照的な殺風景な色合いで、新緑の季節までは、暖かいカーテンのベールで覆って置く事に。
厳冬とは言え、寒波の通り過ぎた一時の日差しは、早春のほのかな暖かさが伝わって来るようです。
写真のゼゼラは水槽の陽だまりの中で、微かな春の足音に耳を傾けているように見えたのですが…。

更新日付:2004.02.08

2004.02.01  Corydoras sp

2月第1週  暦は、はやる気持だけを春に進めてくれるのですが、季節の歩みはのんびりと、暖かい春にベールを掛けたまま。心地よい暖かな風は、ここしばらく夢の中だけの楽しみにとっておく事に…。
休日にメンテを終えた水槽は活気を取り戻し、一段と賑やかさが増すのですが、そのガラス越しのパントマイムを見ていると慌しい毎日が嘘のように。写真のコリドラスは春に向かって跳躍一番。

更新日付:2004.02.01

2004.01.25  Tanakia lanceolata

1月第4週  冬の( 木津川)は人影もなく冷え切った大気と水の流れが、一切のものを拒むように。車窓から眺める冬枯れは、見慣れた都会の喧騒を一瞬に凍らせる程のパワーを感じるのですが。凛とした厳しさの中に身を置けば、私の疲れを癒してくれる静かなエネルギーが冷たい風に乗ってやってくるようです。寒さの苦手な私が、重い腰を上げて訪れた厳冬の木津川は、いつものように優しくて…。
今週のモデルは銀鱗ヤリタナゴの若魚。水温む春まで川の魚達には会わずにおくことに。

更新日付:2004.01.25

2004.01.18  Corydoras sp

1月第3週  今週は文字通りの厳冬ウイークとなり、人一倍寒がりの私には、苦虫を噛み潰したような表情で固まってしまいそうな程の寒さに閉口しておりましたが、北国の人たちからすればここ大阪の寒さなど序の口とお叱りを受けるかもしれませんね。
この時期のショップの暖かさは真夏に涼を求めるように足が向いてしまうのですが…。
今週はコリドラス・メラノタエニアのカップル、随分と仲の良い彼らに冬の寒さは無縁ですよね。

更新日付:2004.01.18

2004.01.11  Corydoras aeneus var

1月第2週  新しい年を迎えてから穏やかな天候に恵まれ、過ごしやすい日々が続いておりますが、これから春までの厳冬を思うと寒さの苦手な私には辛い時期の真っ只中と言うところでしょうか。例年の事とは言え、保温された水槽を羨ましく覗きこんでおります。
ショップのコリドラス水槽は魚たちにとっても快適な環境なのでしょうね コリドラス・アエネウス(アルビノ)Corydoras aeneus var がのんびりと…。

更新日付:2004.01.11

2004.01.04   Biwia zezera

1月第1週  新年明けましておめでとうございます。
今年も「雷魚図鑑」並びにわたくし(gonta036)の お魚よもやま話 にお付き合いの程、宜しくお願い致します。
お正月は穏やかな日が続き、初詣に出掛けた近くの神社は、普段にない賑わいで、所望したお神酒をとても美味しく頂いた次第です。
さて、いつもはのんびりと眺める暇もない私の水槽も、連休の間は、それぞれの個体の成長振りまでゆっくり楽しむ事が出来て、たいへん喜んでおります。写真のゼゼラは年末の木津川で初めてお目に掛かり、さっそくお出で頂いた個体です。最初の内は打ち解けなかった彼も、ようやく他の連中に混じって冷凍の赤虫を頬張るまでに成られました。
私のお正月休みも終日を迎え、にわかに増えたウエイトだけが何となく虚しくて…。

更新日付:2004.01.04

2003.12.28  Scobinancistrus aureatus

12月第4週  暮れも押し迫って参りましたが、仕事から解放された時間は相変わらずショップ通いで、新春を迎える準備も毎年億劫に成るようです。お正月と言っても、昨今は特別な準備をしなくても不自由する事も無く、元来アバウトな私が、唯一襟を正すべく新春にも、相変わらずの普通モードで過ごしそうです。
ゴールドエッジマグナムプレコ Scobinancistrus aureatus ショップのプレコ水槽にはとてもお洒落な彼女(写真) が…。

更新日付:2003.12.28

2003.12.21  Corydoras gossei

12月第3週  今年も残り少なくなり慌しさにも拍車が掛かり、寒さにも一段と気合が入って参りました。
この時期に成ると保温された水槽で泳ぐ魚達が羨ましく感じられ、これから春までの寒さを思うと暖かい国で暮らしたくなるのですが…。
写真の個体はコリドラス・ゴッセイ Corydoras gossei
2020.03.22 再

更新日付:2003.12.21

2003.12.14  Rhodeus ocellatus ocellatus 

12月第2週  今年はショップにお邪魔する機会が多く、魚達との出会いの中で、キーパーの方々やスタッフの皆さんには、いろいろな情報や知識を御教示頂き、たいへん感謝している次第です。
私の水槽、写真のタナゴ嬢は、ニューフェイス。先月の木津川行きで、お出で頂きトリートメント水槽でしばらく過ごされた後、無事に雑居水槽にデビューと成りました。若魚らしい引き締まった体型が綺麗です。

更新日付:2003.12.14

2003.12.07  Gnathopon elongatus elngatus

12月第1週  12月に入ると何となく慌しく。
新しい年を迎える準備にそろそろ取り掛かかろうとされてる皆様もおられる中、例年の事とは言え要領の悪いわたくしは、師走の抑揚さえ感じないままの毎日で、ファイナルの喧騒を迎えそうです。
写真のタモロコ氏はスリムな美しい体型で、師走の私の水槽を闊歩しておられます。

更新日付:2003.12.07

2003.11.30   Tanakia limbata

11月第5週  休日に木津川へ、久しぶりに出掛けました。観察出来た魚は、メダカ、タナゴ、ドンコ、タモロコ、フナ、ゼゼラ、オイカワの七種。木津川でゼゼラは初めての採取となり、タナゴの数匹と共に持ち帰りました。しばらく忘れかけていた木津川の川遊びも来春までは、水槽の中の楽しみと言うところでしょうか。
私の水槽のアブラボテ(写真)は随分、貫禄が出て参りました。トリートメントが終了したニューフェイスのタナゴが小さく見えますね。

更新日付:2003.11.30

2003.11.23  Botia macracantha

11月第4週  いつのまにか11月も後半に入り寒さにも拍車が掛かってまいりましたが、アクアリストの皆様には、いかがお過ごしでしょうか。この時期、アウトドア派の皆様からは魚採取紀行をメールで頂き、たいへん嬉しく感じている次第です。厳冬を迎える前に私も木津川紀行をご紹介出来ればと考えているのですが…。
ショップで見かけたクラウンローチ嬢はずいぶん立派な出で立ちで。

更新日付:2003.11.23

2003.11.16  Rhodeus ocellatus ocellatus

11月第3週  私の水槽も冬支度。休日に水槽メンテナンスを兼ねて保温器具を設置しました。元来、寒さに強い私の水族群ですが、冬の間も活発な動きを観察していたい私の勝手な都合により、皆さんにはバーチャルな季節を過ごして頂いております。
写真のタナゴ氏は紅葉の装いでしょうか、淡いパステルな体色がお洒落ですね。

更新日付:2003.11.16

2003.11.09  Botia macracantha

11月第2週  このところ、休日は天候に恵まれず、ドライブがてら出掛けた木津川も、遠くから濁った水面を見ていただけで、何となくもの足りなさを感じております。
帰りに寄った色とりどりのshopの水槽は、整然と植えられた水草の美しさと、派手な体色の熱帯魚達に飾られた空間。主役のゼブラ模様のクラウンローチ嬢は、ドジョウの仲間。寒さに向かう自然とは裏腹に、暖かな水槽の彼女の顔はとても優しそうに見えたのですが…。

更新日付:2003.11.09

2003.11.02   Astronotus ocellatus

11月第1週  11月に入り、慌しく通り過ぎた毎日も、寒さの訪れとともに一段落。これから年末にかけての喧騒を控えて嵐の前の静けさと言うところでしょうか。気候的にはスパイスの効いた冬を前に、このままもう少し甘えて居たい程の心地よい風は、しばらく訪れていない私の好きな木津の川面にも…。
管理された水槽の彼女は、洗練された都会の雰囲気を感じるのですが、動けなくなる程凍てつく自然の中でも、気付かれる事のない美しさを持つ魚達もいます。
寒く成るまでのわずかな間にそんな魚たちに合いに出掛けたいものです。

更新日付:2003.11.02

2003.10.26  Colossoma sp

10月第4週  朝晩急に冷え込むようになり、一気に秋が深まったと言うところでしょうか。例年この時期を境に、私の水槽も保温器具の準備など、冬バージョンへ移行の準備に取り掛かるのですが、寒さが大の苦手な私にとって、気の重い季節へのアプローチ。自分自身にも気合を入れ直している次第です。
ショップのメイン水槽、コロソマ氏は今週も貫禄十分。

更新日付:2003.10.26

2003.10.19  Glyptoperichthys gibbiceps

10月第3週  ナマズの仲間は、個性派揃い。その中でもロリカリア科(Loricariidae)のプレコ達を見ていると、しばらく水槽を離れられなくなります。写真のセルフィンプレコは、ショップのプレコ水槽では貫禄十分。大きな背鰭が魅力の彼は、逆さまでも「 様 」に成ってますね。
久しぶりにのんびりとした休日は、清々しく透き通るような青空と、心地よい風が運んでくる贅沢な時間。

更新日付:2003.10.19

2003.10.12   Lepomis macrochirus

10月第2週  紅葉の季節を前に、私の部屋から見える山はまだ深い緑。寒い冬を迎える迄に多彩なコスチュームを披露して頂く山々も、今は静かに夏の余韻に浸って居られると言うところでしょうか。
夏の間、飽食を繰り返された水槽のメンバーは、順調に成長を遂げられ、管理者冥利に尽きるとは言うものの、必然的に彼ら自身の居住スペースを圧迫。新たな対応に頭を悩ませております。

更新日付:2003.10.12

2003.10.05   puntius orphoides

10月第1週  日中の日差しには夏の名残を感じるものの、ずいぶんと季節は秋にシフトして参りました。どちらかと言えば寒さが苦手な私にとって、この時季を境に、出来るなら季節の歩みはお手柔らかに願いたいものです。今週のショットはショップにて。最近のお気に入りの鯉科、レッドギル・バーブpuntius orphoides 整然と並んだ鱗がとっても綺麗。

更新日付:2003.10.05

2003.09.28   Botia macracantha

9月第4週  今週も多忙な毎日が続き、ゆっくりと魚たちとのコミュニケーションを楽しむ余裕もなく、慌しく推移いたしました。写真上のクラウンローチは美しい体色と、はっきりした ゼブラ模様がとても気に入っております。ショップで見かけた彼女達は、いつも忙しそうに水槽を駆け巡って居られますが、わき目も振らない献身的な行動は、ガラス越しの私に何かを教えているようで…。

更新日付:2003.09.28

2003.09.21  Astronotus ocellatus

9月第3週  容赦ない夏の日差しもここに来てようやく翳りを感じるように成って参りました。日中の寒暖差は、微妙に私や魚たちの長かった夏の疲れを癒すように…。
水槽の連日の高水温は、魚たちにも大きなストレスを与え続けていたのですが、アバウトな私の管理に屈する事もなく、快適なシーズンに差し掛かったと言うところでしょうか。
この夏にスペースの都合でショップに居候をお願いしていた売約済みのオスカー嬢も、寒くなる前には、私の管理下にお出で頂かなくては…。 

更新日付:2003.09.21

2003.09.14  Rhinogobius brunneus

9月第2週  行く宛のない休日に、私の管理する水族群の環境メンテナンスを実施いたしました。従来の水交換に加えて、ろ過槽の一斉点検と水質チェック。最後は水族メンバーの個体 別、ご機嫌うかがいです。
久しぶりに同じ視線で彼らと向かい合っていると、写真のヨシノボリ氏を筆頭に、この夏ずいぶん成長され、驚いている次第です。

更新日付:2003.09.14

2003.09.07  Carassius auratus auratus

9月第1週  九月に入っても残暑厳しく。昼の灼熱は、空気さえ焼き払いそうな勢いをいつまで続けようとされているのでしょうか。夏魚の金魚嬢は、高水温の水槽環境にも一向に屈する様子もなく…。
真夏の記念撮影は、涼を呼ぶイメージショット。

更新日付:2003.09.07

2003.08.31  Astronotus ocellatus

8月第5週  私の売約済みのオスカー(写真)は、ショップの水槽で優雅に泳いで居られます。
いつまでもショップの、ご好意に甘えて預けておく訳にもいかないのですが、水槽の準備が整うまで、しばらくの間のご辛抱を。
八月も最終週。川遊びの季節もピークを過ぎようとしておりますが、慌しい毎日は、新しい季節の気配を感じる余裕もなく…。

更新日付:2003.08.31

2003.08.24  Rhodeus ocellatus ocellatus

8月第4週  比較的、過ごしやすい夏から一転したように八月も半ばを過ぎてからの猛暑には正直なところ閉口いたしておりますが、皆さんは如何おすごしでしようか。
殺風景な私のタナゴ水槽は、どちらかと言えば、夏にふさわしく…。

更新日付:2003.08.24

2003.08.17  Clarias fuscus 

8月第3週  ショップで最近、お知り合いに成ったヒレナマズ氏(写真)は、私にとってずいぶんユニークな存在に思えます。お腹を上に反り返って全く動かなく成っているので、どうしたのかと思っていると急に驚いたように泳ぎ出したり、威嚇のつもりなのでしょうか、同じ水槽の住人に自慢の髭を押し付けるように擦り寄って行ったり、その優柔不断な彼のスタンスは、怖いもの知らずで同居人泣かせのよう…。
今週も、日中の暑さとは裏腹に、朝晩の涼しさは、優柔不断な夏の気まぐれなのでしょうか。

更新日付:2003.08.17

2003.08.10   Botia macracantha

8月第2週  今週は 文字通りの酷暑に見舞われ、日中の炎天下に一時の涼を呼ぶ夕立が恋しく感じられると言うところでしょうか。
休日のショップには雄弁なアクアリストの人達が繰り広げる魚談義が始まっていました。ぼんやりと、ただ魚達の美しさに見とれているのが好きな私には、マニアックなレクチャーは難解すぎて…。
今週の水槽美人対談はクラウンローチ嬢、縞模様のドレスがとっても素敵。

更新日付:2003.08.10

2003.08.03  Pelteobagrus nudiceps

8月第1週  「暑中お見舞い申し上げます」
ここ大阪では、梅雨が明け、何となく穏やかな形相で推移しておりました夏も、八月に入りようやく酷暑を迎えた感があります。強い日差しの下、堰を切ったように鳴く蝉の声は外気を一段と押し上げているように思えるのですが…。
例年、梅雨明けと同時に私の川遊びが本格化するのですが、飽和状態にある管理水槽群の状況ではフィールド観察にも熱が入らないと言ところでしょうか。私にとって憩いの場所である行きつけのショップに今週はギギがお目見え。

更新日付:2003.08.03

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