日本産淡水魚・熱帯魚編 - 淡水魚話 - 2025年

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2025.08.03 シノドンティス

8月第1週  Synodontis sp.  近畿地方も連日危険な暑さが続いております。灼熱の太陽は衰える気配もなく年を追う毎に夏の厳しさが増していくようです。今週の我が家の水槽はこれといった大きなトラブルや問題もなく推移いたしました。写真のシノドンティはナマズ水槽に移動させてから1年が経過しましたがタンクメイトとはトラブルを起こしたこともなく温厚な個体です。体色は確かに地味なのですがスポット柄が魅力的で気に入っております。それにしてもこの個体は何というシノドンティスなのか私には謎でしかありません。

更新日付:2025.08.03

2025.08.10  パクー

8月第2週  pacu  週末から仕事は夏休み(盆休み)に入り17日までの9連休。連休中は遠方に出掛ける予定もなく魚達とのんびりと過ごしたいと思っております。ここ数日間は熱波もほんの少し緩和され猛暑の中休みといったところでしょうか。さて今週、我が家のアクアリウムは数年ぶりの大ハプニングに見舞われました。それはアメリカンシクリッド水槽で起きました。濾過器を写真のルナと後ろに控えるシッタクスのおそらくどちらかが突き上げてパイプが外れ水槽の30%ほどの飼育水が水槽部屋の一部の床が浸水しました。幸いなことに私が家にいる時に起こり早めに気付けたので対応ができ最悪の事態は避けられました。20㎝以上に成長する中型シクリッドはそれなりの破壊力を持っているので事故対策の徹底を改めて肝に銘じた次第です。

更新日付:2025.08.10

2025.08.17 パロットシクリッド

8月第3週  Hoplarchus psittacus  夏休み(盆休み)最終日。今週も残暑厳しい毎日が続きましたがありがたい事に極端な天候異変に見舞われる事無く連休が終わりそうです。のんびり魚達を眺める事の出来ない明日からの喧騒に備えてインフラトラブルは無きよう再チェック。現在アメリカンシクリッド水槽の統治者であるシッタクスは配下のいざこざを尻目に自身は優雅を決め込んでいるように見えますが内心はどうなのでしょうか。

更新日付:2025.08.17

2025.08.24 メチニス

8月第4週  Metynnis hypsauchen 相変わらず残暑厳しい日々ですが立秋、処暑も過ぎ暦の上では秋の範ちゅうという事に成ります。写真のメチニスは2005年に水槽を飾ってくれていた個体で私がパクー沼に足を踏み入れるスターター的存在の一匹です。当時メチニスはショップでも見掛ける事の少なかった存在だと記憶しております。大変美しい体色とスポット柄がショップの水槽で輝いていて思わず衝動で連れて帰ってきました。20年ほど昔にはこんな美しい個体がとてもリーズナブルに入手できていました。当時の老舗熱帯魚ショップはとても幅広い種類の魚達が所狭しと並べられ頻繁にお邪魔しておりました。当時の販売システムも多変わりし賛否は別として現在のようなネット社会からは考えられない時代だったわけです。

更新日付:2025.08.24

2025.08.31 ヴィエジャ ハートヴエギ

8月第5週  Vieja hartwegi  8月も最終日と成りましたが残暑は緩和される事無く厳しい状況が続いております。年を追う毎に暑さはパワーアップしつつあります。写真のハートヴエギは幼魚から飼い込んでようやく安心サイズまで到達し最近は体色に変化が見られるようになりました。この先は体高が増しより華やかな彩の成魚に成長してくれる事を楽しみにしております。ショップで幼魚個体を連れて帰りましたが数十年前はワイルド個体でしか入手は不可能だったと記憶しております。ブリードが順調に進んだのかどうか経緯は私には解りませんが魅力的なシクラソーマです。

更新日付:2025.08.31

2025.09.07 小型魚

9月第1週  小型魚  9月に入っても暑さは衰える事もなく続いておりましたがここに来て台風の接近で数日間は緩和されました。私の水槽は基本的に全てベアタンクで写真の小型魚達は水草や流木といったアクセサリーに隠されることもなく自らの体色で水槽を飾っていただいております。メンバーを見渡しても特に珍しい種類の魚がいる訳でもなくどこのショップでも連れて帰る事の出来るリーズナブルな魚ばかりです。とはいえ昔から愛され継承されてきた体色、体型は個々の美しさの座を獲得した種類ばかりで流行り廃りないスタンスで今後に引き継がれていく魚達でもあります。小型魚は中・大型魚と違って複数飼育、群泳でその存在感が増しますが個体単独で観察すれば痩せていたり肥満していたり中には傷付いた個体もいるもので普段は見過ごしていることが多いものでいつの間にか数が減っているといった残念な結果を繰り返してきようにも思います。過去の数々の失敗を教訓に小型魚飼育を楽しんでいきたいものです。

更新日付:2025.09.07

2025.09.14 シノドンティス ペトリコラ

9月第2週  Synodontis petricola  9月も中旬に差し掛かると猛暑も穏やかに落ち着いてくるようです。もちろん天候の良い日中は相変わらずの暑さに変わりはありませんが、とにかく尋常ではない暑さだけはご勘弁いただきたいものです。ナマズ水槽のシノドンティス ペトリコラはここ最近、成長に拍車が掛かりタンクメイトのフェザーフィンシノドンティスよりひと回り大きいという状況です。ビジュアルも美しく美魚シノドンティスといったところでしょうか。幼魚からのお付き合いで徐々に大きくなる過程を楽しんでおります。

更新日付:2025.09.14

2025.09.21 レッドジュエルシクリッド

9月第3週  Hemichromis lifalili  今週半ばから朝夕の暑さが急に和らぎました。戻り寒波ではありませんが戻り熱波が訪れることなく徐々に涼しく成る事を願うばかりです。水槽部屋の水温は外気ほど上下動が活発ではなさそうですが変温動物である魚達に実際に起こっている状況は我々恒温動物には未知でしかありません。ジュエルシクリッドの体色が鮮やかな赤に成ったり薄いピンク色になるのはタンクメイトを含めた環境変化がもたらすものかは私には今だ謎のままです。いずれにせよ環境変化を抑制するために極端な給餌・水替えは控えている次第です。

更新日付:2025.09.21

2025.09.28 レオパードクテノポマ

9月第4週  Ctenopoma acutirostre  9月も後半を迎え朝晩は冷え込むようになりましたが日中の暑さは朝晩程の寒さは感じられません。レオパードクテノポマは他の水槽で散々攻撃に遭い満身創痍、最後に行きついたナマズ水槽で完全復調を遂げられ現在に至りました。個体的に打たれ強かったのかも知れません。この魚はビジュアルは派手さこそありませんが秋に相応しい茶系の体色がナマズ水槽にマッチしております。ところでナマズ水槽は現在60cm×45㎝×45㎝ですが90cm規格水槽にサイズUPを検討中です。この時一部のメンバーだけを移動させてナマズ水槽を2本にするのも併せて検討中です。現在我が家の水槽はシクリッド達とナマズ達が大半を閉めております。

「レオパードクテノポマ」

更新日付:2025.09.28

2025.10.05 ナマズ水槽   

10月第1週  10月に入りようやく暑さも和らいで参りました。雨の日は肌寒いほどです。今週はナマズメイン水槽を2本に致しました。PHの調整が整ったところで写真のシノドンティスSPとホワイトトーキングキャット2匹、コリドラス、ナマズではありませんがスポットメチニスもタンクメイトです。今後も徐々に移動、追加も検討中です。さすがにコリドラスとスポットメチニス以外は日中は穏やかなもので土管に入ったままですが消灯後は活発に泳ぎ出しております。 

更新日付:2025.10.05

2025.10.12 アーリー  

10月第2週   Sciaenochromis fryerii  10月も中旬と成り過ごし易い日々が続いております。今年の夏が強烈な暑さでしたので体感的に過ごし易くてもこの時期としてはまだ気温は平年より高い方ではないでしょうか。写真はアーリーの幼魚として連れて帰りましたが一般的なアーリーとは体色も違い少々残念な反面地味な魅力を感じる個体でもあります。今と成ればこの魚がアーリーだったのかどうかも疑問ではありますが私の理解の範疇ではなくフォトジェニックなシクリッドと言った方が良いのかも知れません。

更新日付:2025.10.12

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