日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode - 2010年

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ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1901

ルナの魅力は、斑紋と体色の美しさにあるのですが、若魚から成魚に至る過程の個体 ( 別室 ) は、初々しいシルバーのボディに描かれた斑紋が輝くようで、魚体の勢いさえも感じられるようです。私のパクータンクには、以前からお話をさせていただいているように、発色の違いで4種類のルナが存在するのですが、その中でも、写真の山吹色に輝く個体が一番気に入っております。

更新日付:2010.01.03

Giant pacu  ID1903

写真のジャイアントパクー・チンガ ( 別室 ) は、私のパクー水槽では、双璧である、ジャイアントパクー・カウアより、一回り小ぶりではありますが、オーソドックスなスタイルと、少し前からオレンジ色の斑も見られるようになり、今後、どういった変化をみせていただけるのか、興味あるあるところです。体型は、Myleus rubripinnis の大型タイプと云うのが、現在、彼の印象に近いのですが、同居する Myleus rubripinnis とは、成長過程に違いを感じます。

更新日付:2010.01.10

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1905

老成魚のルナ ( 別室 ) は、数年前、京都にあったショップからお出でいただいた個体です。当時、店主さんから、この個体の状況や経緯を聞きながら、ミレウス全般の情報をご教示いただきました。現在は、ミレウス系も少ないとは云え流通するようになり、特にレアな個体以外は、リーズナブルに楽しめるようになりました。彼の場合、写真では、どれほどの雰囲気を感じていただけるかは疑問ですが、派手な体色でない反面、若魚にはない、飼い込むほどに身に付ける年輪のような貫禄が私を魅了してくれます。

更新日付:2010.01.17

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1907

今週もパクー水槽の面々と向き合いながら、ひたすらシャッターを押しているうちに、いつのまにか夕刻を迎えました。本日のベストショットは、写真・ ( 別室 ) のルナに決定。少々擦り傷が気になるとは云うものの、腹部の赤色は相変わらず鮮やかです。彼の場合、もう少し斑の数が増えないものかとファインダー越しにいつも期待を込めて観察しているのですが、入居いただいた頃から、ほぼ、現状通り、更に飼い込むうちにどういった変化を見せていただけるものか楽しみにしております。

更新日付:2010.01.24

メチニス  Metynnis sp  ID1909

私のパクータンクは、一部の例外は除き、基本的に、大型で活発なミレウスグループ、メチニスを中心とするグループ、混浴に不適切と判断した個体と云うように、彼らを複数のエリヤに分け、維持・管理、致しております。写真の個体 ( 別室 ) は、以前から幾度か登場いただいておりますが、メチニスと一部の比較的温和なルナとの混浴パクータンクにお住まいいただいております。彼の特徴は、ご覧のように、側線の上部にスポットが集中するタイプで、シリビレから肩部に掛けての体色、グラデーションが気に入っております。さて、彼の学名は、となると、私に同定が可能ならば、もう少しアクアリウムを楽しめると云ったところですが・・・。ひとまず、数少ない海外文献からあくまでも見掛けだけではありますが、私の中では、 Metynnis lippincottianus (spotted metynnis)と言う事で一件落着。

更新日付:2010.01.31

ブラックバンデッドミレウス  Myleus schomburgkii  ID1911

太いバンドのミレウスが、昨年、ショップに一斉に出回るようになって久しいですが、中・細バンドのミレウスに比べてワイルド感の強い太いバンドは、存在感もそれなりに大きいと云ったところでしょうか。ところで、私のパクー水槽には数年前にお出でいただいた太バンドのミレウスと昨年、入居いただいた太バンドで、現在、若魚のミレウス(写真下)が混在しております。彼らは、同じ太いバンドのミレウスでありながら明らかにタイプが違うようで、両者、若魚の頃のスタイル ( 別室 ) を比較すれば、ご覧のように随分、趣が違います。産地は写真下の若魚は、ペルー産との事ですが、別室の個体は不明です。現在のところ食欲、体型、成長スピード共に 「ダイナミックなパクー」 のイメージは、ペルー産(写真下)が、圧倒的ですが、今後、飼い込むうちにどのような変化をみせていただけるのか楽しみにしております。

更新日付:2010.02.07

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1913

久しぶりにニューフェイスのルナ ( 別室 ) をパクー水槽にお出でいただきました。体長は、14~15cm とこれからの若魚で斑の数、色揚がりも現状のサイズ的には上々と云ったところでしょうか。このタイプのルナは、次第に腹部が赤く染まるタイプだと思われますが、若魚から成魚、そして老成魚と、彼の成長過程でどう云った変化をみせていただけるか楽しみの個体です。

更新日付:2010.02.14

ルナ  Myleus rubripinnis luna  ID1915

パクーの魅力に、立ち止まって久しいですが、それぞれに特徴のあるパクーのなかでも、私の場合、Myleus rubripinnis luna  (写真・ 別室 ) の存在は、その中でも格別といったところでしょうか。そしてルナに魅了される最大のポイントは、なんと云っても個体差による魅力が顕著に楽しめ、フォトジェニックであること、数々の魚たちのなかでもこの魅力を満喫できる魚種は数少なく、マニアックな存在がまたコレクション性にも拍車を掛けます。それにしても、ショップで、幼魚を見掛けることがないのは少々残念ではあります。

更新日付:2010.02.21

スポットメチニス  Metynnis sp  ID1917

先週は、Myleus rubripinnis luna の魅力をお話しましたが、ではメチニスはと云えば、確かにミレウス系とは違い、大型化し迫力が増すといったポテンシャルはありませんが、小兵ながらこちらはルナと同じように個体差、地域差によるバリエーションが楽しめるのが大きな魅力と云ったところでしょうか。 さて今週は、先日のルナに続いて( 写真・ 別室 )のメチニスを私のパクー水槽にお招き致しました。経緯は、お邪魔したショップのスタッフからいつものようにパクーエピソードをお聴きしている内、今までにない地域産のメチニスが入荷したと云う事で、ご推奨いただきました。よく観察すると肩口から背鰭に掛けての形状が、私のパクータンクには今まで存在しなかったタイプで、全身に散りばめられたスポットも美しく、私的コストパフォーマンスの高さに、思わず衝動飼いを押さえられなかったと云う次第です。

更新日付:2010.02.28

ブラックバンデッドミレウス  Myleus schomburgkii  ID1919

幼魚から入居いただいた太バンドのミレウス ( 別室 ) の成長スピードには、目を見張るものがあります。おそらく、歴代のパクーの中では、幼魚からここまでのスピードはナンバーワンではないでしょうか。現状ジャイアントパクー チンガよりも早く感じられますが、チンガの場合、20cmを超えてからも顕著に成長が確認できるだけに、ようやく20cmオーバーまでになったバンデッドの今後に期待を寄せたいところです。

更新日付:2010.03.07

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