ずいぶん長い間、セルラサルムス科特有の体型に魅せられ、沢山の個体とお付合いをいただいております。
その中で肉食のピラニアとコロソマ属に代表される大型種は別として、いわゆる小型から中型までのパクーとは、これからも仲良くさせていただきたいと考えております。
写真のメチニス ( 別室 ) は、ビジュアル的に混同されがちなミレウス属の魚たちに比べると大人しく、銀色に輝く美しい体色が魅力です。
更新日付:2011.06.19
私のパクー水槽のメチニスの中で、一番、小兵ながら均整の取れたフォルムの彼女 ( 別室 ) は、とってもフォトジェニック。
活発なパクーの中でもより活発な彼女は、数あるモデルの中でも記念撮影のタイミングが取り辛く、難易度は高いのですが、一旦、彼女と向き合うとこちらも少々、剥きになり、いつの間にか長い時間を費やしております。
更新日付:2011.06.12
私が今まで老成魚と位置付けたミレウス ( 別室 ) を見ていると、それがレッドフックであれバンデッドであれ一種独特な「老齢の雰囲気」が感じられます。
しかしながら、その「老齢の雰囲気」と云う漠然とした感覚が、具体的に何かと考えた場合、老齢=○○年以上、生きてきた履歴が有るといった裏付けに基づいたものでない限り、単なる見掛け上のもので、実際には老齢の域に達しているとは云えない個体かも知れません。
そして現実的に彼らが、若魚に比べ食欲や行動力が明かに劣るかと云えばそうでもなく、最近になり、ただ単に体表を見ただけで彼らを語ることに戸惑いを感じている次第です。
更新日付:2011.06.05
私の管理下にあるパクー雑居水槽の若魚チームは、いずれの個体も15cm 未満で、初々しいデビュー前の新人集団と云ったところでしょうか。
弱々しい幼魚の頃からひとまわり成長した若魚は、パクーに限らず、キラキラ光っているような魅力があります。
現在、写真のブラックバンデッド・ミレウス ( 別室 ) は、美しい体色が小さなボディに濃縮されているようで、貫禄は別にして、美しさだけで云うならば、この頃が一番、輝いているのかも知れません。
更新日付:2011.05.29
クラウンローチ ( 別室 ) は、派手な体色とシンプルな模様、可愛らしい仕草で人気のあるドジョウの仲間で、比較的よく見掛ける入門的な魚ですが、このクラウンローチを皮切りに一旦、ローチの魅力にはまり込むと、また奥深い、Botia の世界が広がっております。
各云う私も、いつの間にか、その世界に足を踏み入れ、数ある雑居水槽の所々で、彼の仲間と一時、楽しい時間を過ごさせていただいている次第です。
更新日付:2011.05.22
幼魚の頃から水槽育ち。
写真のミロソマ duriventre 種 ( 別室 ) は、美しい体色に均整の取れた体型で、ある意味、ワイルド個体とは違った魅力が、新鮮なイメージを醸し出しておられます。
彼女の場合、いつまでもお洒落な雰囲気を演出していただければ管理者冥利に尽きると云ったところでしょうか。
更新日付:2011.05.15
大勢のパクーの中で、特にルナ Myleus rubripinnis luna ( 別室 ) が好きな私にとって、若魚から飼い込んで成長を見守っていく事が、一番の楽しみです。
しかしながらショップでは Myleus rubripinnis rubripinnis に比べると圧倒的に流通も少なく、その分、高価であることから、衝動飼いのリスクは低いとは云うものの反面、残念な思いを致しております。
更新日付:2011.05.08
私の管理するパクーの中で、水槽内の成長が一番早く、想定外に大きく育っている個体と云えば、文字通りのジャイアントパクーではなく、以前にも少しふれましたが、このドルフィン(パロット)パクーではないでしょうか。
しかしながら何が、その成長を助けたものかは特定出来ておりません。
全く学術的な知識のない素人考えで恐縮ですが、仮に彼の DNA が、インフラにあまり左右される事なく成長を続ける傾向があるとすれば、現状でも限界であると思われる単独水槽(60cm×45cm×45cm)では今後、どこまで成長するか予想できません。
体長27cm の彼 ( 別室 ) を収容し、生涯をお過ごしいただくインフラとしては役不足で、早急に引越しを含めた調整が必要だと考える次第です。( Eagle-beak pacu )
更新日付:2011.05.01
アカハライモリゲージのメンテナンスは週に一度の水替えと給餌。
10数年間に亘り、レイアウト変更以外は殆ど何も変わりない管理と成っておりますが、これと云ったトラブルもありません。
そうそう、トラブルと言えば、あんなに温厚な彼らでも給餌時は激しい餌の争奪戦が繰り広げられ、驚くばかりですが、終わってしまえばまた元通り。
優しそうな彼らの仕草 ( 別室 ) が、また魅力です。
更新日付:2011.04.24
オスカー ( 別室 ) は、私の管理する水槽の中では定番に位置付けられる魚のひとつです。
人馴れ・愛嬌は云うに及ばず、体色の美しさ、コレクション性にも優れ、観賞魚的には、オールマイティに近い要素を兼ね備えておられます。
とは云うものの今まで私が、お付き合いいただいた個体は、東南アジア産の養殖魚ばかりなので、ワイルド個体に措いても前記の要素を個々にお持ちであるかは定かではありません。
いずれにしても飼育自体の難易度はそれほど高くはありませんが、他の大型魚と同じように 30cm を超える彼らには、成長に伴った余裕のあるインフラを用意出来るかが最優先される課題と云ったところでしょうか。
あくまでも私の経験値で云うと、飼い込んでいくうち、手狭になったと感じた時点から、ストレスと思われる体調の変化が現れ始め、余裕あるインフラに移行する度に緩和されていくと云ったパターンです。
更新日付:2011.04.17