クラウンローチ (写真・ 別室 ) も 20cm オーバーにも成ると貫禄もさることながら気性もずいぶん激しくなり他の魚たちとの共存に支障を来たすようになります。
そこでインフラ事情も考慮しながら単独水槽へと転居になる訳です。
何はともあれ雑居水槽では問題の多い魚たちも一旦単独生活になると意外と大人しくのんびりとした毎日をエンジョイしておられるようで、まずはどちらの環境もひと段落と云ったところでしょうか。
私の管理下では現在、サタンプレコ・フロントーサ・ドルフィンパクー・フラワーホーンそしてクラウンローチと何れの御仁も成長に従って混浴水槽での管理には限界を感じ手狭は承知で一人暮らしをしていただいております。
今後、彼らのように雑居水槽を卒業されるツワモノが増える事を前提とした予算捻出に頭が痛いところです。
更新日付:2012.01.29
私のパクー水槽では多数派のバンデッド・ミレウスですがその中でも太いバンド ( 別室 ) の個体はそれ以外の個体に比べてよりワイルド感が強いように感じられます。
実際のところ水槽内ではテリトリーや優劣もなく穏やかな共存が成立しております。
外観の違いは産地の違いであるのかそれ以外にどういった経緯があるのかは私には理解できませんが、バリエーションの多いバンデッドの大きな魅力の一つであります。
更新日付:2012.01.22
全盛期に比べると水槽の本数が激減した日本産淡水魚水槽、当然と云えば当然ですが個体数も少なくなりました。
その中で、写真のアブラボテ・カマツカ Pseudogobio esocinus ( 別室 ) などは、不変の「定番魚」と云ったところでしょうか。
私の水槽で日本産淡水魚の全盛の頃は、現在のようにショップからお出でいただく個体だけではなく、木津川からの採取組が過半数を占め、毎週のように増え続けると云った状況だったのですが・・・。
更新日付:2012.01.15
私の管理下にあるパクーは、それなりに成長されましたがジャイアントパクーと言えども現在のインフラではこれ以上の成長は期待できないものと思われます。
ある意味、水槽飼育での限界と云ったところでしょうか。
今後は限られた環境下で如何に美しい個体を育て維持していくかが目標となる訳ですが、活発な彼らの管理に怪我は付きものであり、それに伴うアクリル水槽の劣化並びに入れ替えも今後の検討課題であります。
さてバンデッド・ミレウス (写真・ 別室 ) その魅力あるパクーに魅せられた事がパクー飼育の第一歩であることは、以前にもお話いたしましたが、私の管理下のバンデッドは云うに及ばず、ショップで見掛けるバンデッド全てに引き寄せられるような感覚は、困った事に今だ変わらず続いている次第です。
更新日付:2012.01.08
のんびりとしたお正月。アカハライモリゲージを覗き込むと何時になく慌しい雰囲気です。いつもの静かなゲージとは違う様子に何事かと観察していると私の事が気になったのか、蜘蛛の子を散らすように解散と成ってしまいました。結局慌しさの原因が解らないまま週に一度の給餌の時間となりこちらはまたいつものように大騒動。落ち着いた頃、お気に入りの水中ホバーリング ( 別室 ) が観れました。私もまた数日でいつもの喧騒に戻っていくのですが、今暫し疲れを忘れさせてくれる彼らのマジックに浸っていたいところです。
更新日付:2012.01.01
最近はあまりお話に登場しないコリドラス達 ( 別室 ) ですが、日本産の淡水魚水槽と同じようにインフラを縮小したとは云うものの彼らの可愛らしい仕草や出で立ちにはいつもながら楽しませていただいております。パクーとは違い少数であれば小さいインフラからでもスタートできるコリドラスではありますが、その種類の多さと可愛らしさからメンバーが増え続け、いつの間にか過密生活となって居ります。
更新日付:2011.12.25
一人住まいのドルフィン(パクー)は物静かで大人しそうな印象を受けるのですが、パクー雑居水槽時 ( 別室 ) の彼は、誰彼かまわず攻撃を仕掛けるほどのつわもので、もう一度、古巣に戻れば、元の暴れん坊と化すかどうかは解りませんが、顔付きだけを見る限りそのような御仁にはとても思えないのですが・・・。
更新日付:2011.12.18
パクー水槽では、一番の古参である写真のルナ ( 別室 ) は、入居時からすれば、全体的にやや大きくなったとは云うものの「斑」は形、色とも殆ど変化なくここ数年来の状態を見る限りショップからお出でいただいた時点で、ほぼMAXの状態だったと推測されます。元来、地味なルナではありますが、25cm近い体長は、私のパクータンクでは充分な貫禄と云ったところでしょうか。色鮮やかで派手なルナも魅力がありますが、この個体のように貫禄のあるルナは、同じ貫禄でもジャイアントパクーにはない味わいが感じられます。
更新日付:2011.12.11
写真は、幼魚から若魚にむかう時期のレッドフックミレウス。まだまだ、初々しさの中にあどけなさも感じますが、小さいながら活発な行動は成魚に勝るとも劣らず、俊敏な彼らとのお付き合いには、どの時期に限らずそれに見合ったインフラが必要です。幾多な試練をお互いに乗り越え、成魚に駒を進められた暁には、個性豊かな体色 ( 別室 ) を楽しむことが出来ます。三人三様。育ってみなくては分からない彼らの魅力に、当たり外れこそありませんが、個体ごと、成魚に至るまでの難易度には、格差が有るように感じられます。
更新日付:2011.12.04
幼魚の頃は一様にオーソドックスな銀の装い。写真の彼もまた年を追うごとに美しい体色に変貌を遂げられました ( 別室 ) 私見として、ミレウス飼育の魅力と醍醐味はここにあると考えております。沢山のミレウス達に囲まれて、それぞれの個体が美しく変貌する過程を楽しませていただいておりますが、私の管理下においてこれ以上の個体数を確保する事はインフラを考えた場合、ほぼ限界となっており、今居るミレウス達の更なる変身ぶりに期待を抱いている次第です。
更新日付:2011.11.27
私の管理下にあるドジョウチームの代表格は、やはりクラウンローチですが、アンジェリカスボティア Botia kubotai ( 別室 ) もまた重要な構成員。現在 彼もまた雑居水槽の掃除役として大活躍。流木の下に紛れた餌などを起用に掘り起しスリムだった彼もいつの間にかご覧の通り少々太り気味(体長約13cm)に成って居られます。
更新日付:2011.11.20
私の管理するコリドラスチームも全盛期に比べるとメンバーが少なくなりましたが、彼らの動きは大型熱帯魚とは違った可愛い魅力があり今のところ水槽部屋の片隅で申し訳ないのですが、ひっそりと過密生活をお願いしております。ところで ( 別室 ) のロングノーズブロキスですが、ここ数年で一段と恰幅が増され貫禄も充分。個性的なフェースとスタイルには格別な魅力があります。
更新日付:2011.11.13
私のパクータンクのバンデッドミレウスは、幼かった連中もそれぞれに若魚となり、やがて成魚にと駒を進められわけですが、気性の荒い連中との混浴生活は、一様に順調な成長が約束されている筈もなく幾多の難を乗り越えられた不屈な個体 ( 別室 ) が恰幅を身に付けられ、貫禄ある老成魚への道を歩まれると云ったところでしょうか。
更新日付:2011.11.06
紅葉の季節になると私の水槽ではルナの美しさが、ちょうどこの時期のイメージにピッタリと云ったところでしょうか。レッドフック・ミレウスの中でもやはりルナの美しさは格別です。十数匹を数える私の「ルナチーム」は、あくまでもビジュアルとして斑と体色のバランスで、3 種類に大別しているのですが、勢力的には、写真の個体のように斑と腹部の赤がミックスされて美しいタイプと山吹色の斑を全身にちりばめた ( 別室 ) のタイプが 2 大勢力として凌ぎを削っております。
更新日付:2011.10.30
パクー水槽のミロソマの内、写真の aureum 種 ( 別室 ) は、20cm 前後あたりからの成長は鈍化して参りました。成長と云う面では当然、ワイルドと水槽飼育では何かに付け比較には成りませんが、優劣ではなくそれぞれの環境下での美しさと云うものが、在るように思います。ミロソマの場合もワイルド個体の写真などを見ると水槽育ちの魚とは同じ魚とは思えないほどの貫禄が在るのですが、淡い体色の変化であるような繊細な部分までが水槽育ちのミロソマとどういった違いがあるのかを確認できないのが残念です。
更新日付:2011.10.23
ウイークデーの疲れを忘れさせてくれる私のパワースポットの一つが、「お寺の池」なのですが、気候のよい時期にはのんびりと甲羅干しを楽しむ亀や色とりどりの鯉達 ( 別室 ) を眺めているだけで落ち着く事が出来ます。由緒あるお寺には殆ど池があり数百年も前から訪れる人たちの気持ちを和ませて来たであろうその存在は、私にとっても無くてはならない大切なスペースです。
更新日付:2011.10.16
私の水槽では永い間お付き合いをいただいていて定番魚的な存在のドルフィン(パロット)パクー ( 別室 ) ですが、ショップでは殆ど見掛ける事のないパクーの一つです。気が荒い上に他のパクーを追い掛け回すので単独水槽での管理となっております。しかしながら一旦、単独で生活をしていただくと彼の場合、私を含めたギャラリーに威嚇する事もなく比較的、管理のし易いパクーで、元来の優しい顔立ちそのままの印象なのですが。
更新日付:2011.10.09
海水魚の事は殆ど解らないのですが、写真のモンガラ カワハギ ( 別室 ) は、京都大学白浜水族館で、たまたま見かけた個体で、普段、見慣れている淡水魚にはない派手な体色と模様がとても印象的でした。展示水槽の前でしばらく眺めていると、どことなく漫画チックで、とぼけたような表情に見える彼のキャラも新鮮で、私の前を何度か通り過ぎる度に記念撮影を楽しませていただきました。文献によるとフグ目モンガラカワハギ科で、フィールドでは、群れをつくることはなく単独もしくは 2 匹で行動する習性のようです。
更新日付:2011.10.02
新しく立ち上げた金魚水槽も落ち着き、二匹の金魚、マーブル蘭鋳とキャリコ琉金 ( 別室 ) もようやく住居に馴染んでこられました。給餌も立ち上げ当初はひかえておりましが徐々に回数・量共に増やし体格もひと回り大きくなられました。今後の予定ですが、現在の60cm 規格水槽には、二匹の体格に沿うようなタンクメイトをもう一匹(種類等未定)追加し合計三匹とする段取りで調整中です。
更新日付:2011.09.25
ようやくマーブル蘭鋳のパートナーが決定しました。いろいろと検討した結果、写真のキャリコ琉金にお出でいただく事になりました。体型的に相性は悪くなさそうなのとサイズも問題はないと思われますが、当人同士の相性までは門外漢の私には理解しかねますが、ここ数日間の様子を見る限りでは大丈夫なようです。寄り添って泳ぐ姿は、ほほえましいもので、時々2匹が水槽の片隅で不可思議な行動 ( 別室 ) を取られるのも仲の良い証拠なのでしょうか。
更新日付:2011.09.18
ようやく立ち上げた金魚水槽の住人第一号は、蘭鋳 ( 別室 ) の幼魚です。ショップではマーブル蘭鋳として元気よく泳ぐ姿が気に入ってお出でいただいたのですが、殺風景な水槽に一人は、寂しいかと現在パートナーを探しております。それにしても、チョコチョコと動き回る様子を眺めていると時間の経つのを忘れてしまいそうです。蘭鋳と云うと愛好家の方も多く私のよくお邪魔するショップでもプロ談議を聴く事ができます。品評会も盛んに行われているようなので、機会があれば是非、訪ねてみたいと思っております。
更新日付:2011.09.11
私の金魚水槽と云えば、現在 新しく立ち上げようとしている新水槽と随分長い間お付合いいただいているコメット嬢 ( 別室 ) の水槽があります。そのコメット嬢は、体長約30cm 当時、大阪天満橋に在った松坂屋百貨店屋上の金魚屋さんの「金魚掬い」でゲットした個体です。こちらのお店は、金魚と日本産淡水魚をメインに扱っておられ、金魚の種類も豊富で、私にすれば、数少ない貴重なお店だったのですが、松坂屋さんの閉店と共にお伺い出来なくなってしまいました。それにしても「金魚掬い」と云えば、殆どが写真の和金なので、めずらしさもあり「コメット掬い」に挑戦した次第です。
更新日付:2011.09.04
週末に金魚を訪ねて郡山(奈良県大和郡山市)に出掛けました。当日は、あいにく雨模様で駆け足の訪問となりました。某養魚場の「たたき池」には写真のように大型のプラケースに飼い主を待つ魚達がひしめいていました。今回の訪問の目的は、らんちゅう型とリュウキン型の金魚のバリエーションを観てみたかったのと、新たに立ち上げようとしている金魚水槽の住人は現在未定ですが、いづれにしても成魚ではなく幼魚からスタートする予定で、その飼育目標となるような金魚との出会いを求めて・・・と云ったところでしょうか。普段見慣れている魚達は、横見 ( 別室 ) スタイル。たたき池で見る金魚は、上見スタイル。少々、違和感を拭えないひと時でした。
更新日付:2011.08.28
可愛さでは定評のあるクラウンローチですが、幼魚の内は扱いやすくても 12~15cmを超えるように成るとそれなりに気性も激しくなり、同居魚との混浴にもいろいろと支障が出て参ります。現在、私の水槽では 20cm オーバーのどちらかと云えば、巨大化( はたして現地環境下において巨大と言えるかどうかは別として )した個体 ( 別室 ) が、単独での生活をエンジョイして居られます。そのほか 7~10cm クラスの育ち盛りの数匹が、それぞれ混浴に支障のない連中との生活をお願いしております。さて今後の彼らの成長を考えた場合、混浴水槽の連中は、同居する魚達との兼ね合いもあり成長スピードは落ち着いておられるので、今まで通りに成り行き任せの管理を続け、方や単独生活の大型個体は、競合の居ない環境下における食欲は半端ではなく、今のところ更に大きくする事を良しとした方向で調整を掛けております。
更新日付:2011.08.21
私の管理する日本産淡水魚のタンクは以前に比べるとずいぶん少なくなりました。かといって、タナゴ達の美しさやヨシノボリやヌマチチブの仕草が今でも大好きで個体数こそ減ったとは云うものの今でもお付き合いをいただいております。写真のトンキントゲタナゴ ( 別室 ) は中国産のタナゴで日本産ではないのですが、どことなく和風のイメージが気に入っております。体長も10cm 近くあるでしょうか、体色もけっこう派手で他のタナゴと比べるとずいぶんダイナミックな印象です。ショップでは、タイミングが合わないのか滅多に見掛ける事はないのですが、高い確率で衝動飼いをしてしまいそうなタナゴではあります。
更新日付:2011.08.14
茹だるような暑さが続き、ここ最近、アカハライモリゲージ ( 別室 ) の大掃除を頻繁に実施いたしております。そのたび彼らには、あちらの水槽、こちらの水槽と転々と引越しを繰り返し、たいへん申し訳なく感じております。彼らの場合、魚たちとは違いメンテナンスと云っても飼育水を全入れ替えするだけの大雑把なもので、思い立った時に短時間に済ませていると云ったところでしょうか。ここ最近、彼らをホームセンターの水族コーナーでも見掛けるようになったのですが、狭いゲージや簡単なプラ容器に入れられている姿は、窮屈そうで、みすぼらしく映ります。然るべき水槽でレイアウトを整えれば見違えるように生き生きとした彼らが観察できるのに・・・なんて考えながら覘き込んでおります。時期的に夏休みと云う事もあるのか、親子連れで彼らに視線を向けられている方々も多いのですが、肝心の彼らの人気は、その風貌からか、総体的に女性陣には良ろしくないようで、永年に亘りお付き合いをいただいている私にすれば少々残念に思う次第です。
更新日付:2011.08.07
私のフラワーホーン ( 別室 ) は現在、約30cm 幼魚からの飼い込み個体で、巷で人気のコンテストに参加できるような立派なコブがあるわけでもなく、体型的に各ヒレのバランスもけっして良いとは言えないのですが、長いお付き合いの中で彼女ならではの魅力を堪能させていただいております。お世話に成っている彼女にはたいへん申し訳なくそして残念に思うのは、現在のインフラ(600mm×450mm×450mm)では、とうてい狭すぎると云う事実であり、この先、健康的で快適な余生を過ごしていただくには、900mm×600mm×600mm 以上のインフラをここ数年内に用意できるかどうかが、彼女との付き合いが成功で終わるか、破綻するかのボーダーラインだと考える次第です。
更新日付:2011.07.31
パクー雑居水槽のミロソマは、現在、写真の Mylossoma aureum 種と Mylossoma duriventre 種 (別室 ) の2種類ですが、どちらも幼魚からの飼い込み個体で、いずれの個体も順調に成長を遂げられ今に至っております。しかしながら彼らを成長のスピードで比べた場合、数年キャリアの長い、aureum 種を後からお出でいただいたduriventre 種が、1年くらいの間に追い越すと云う状況で、duriventre 種の成長が著しいのかaureum 種が遅いのかは定かではありませんが、目に見えて大きな違いがあります。
更新日付:2011.07.24
先週に引続きメチニスの話になりますが、写真の個体 ( 別室 ) は、正に今が旬の成魚メチニス。雑居水槽のメチニスの中でも、ひときは美しい体色をしておられます。彼女の場合、シルバー色の幼魚期からすれば、思っても見ない大変身。ここに着てメチニス飼育の魅力を満喫させていただいていると云ったところでしょうか。
更新日付:2011.07.17
写真の老成魚メチニス ( 別室 ) とは、ずいぶん長いお付き合いをしていただいております。年月を追うに従って若魚の輝きや勢いは衰えるとは云うものの、それなりの歴史を感じさせる雰囲気には独特な魅力があります。さすがに気性の荒いメンバーとの混浴には厳しいものがあり、比較的大人しいパクー仲間と平穏な日々を過ごしておられます。
更新日付:2011.07.10