私のパクータンクでお気に入りのルナ 別室 は、残念ながら現在、海外の文献に観るルナのように斑紋をオレンジや黄色に染め上げたような艶やかな衣は纏っておられません。また近い将来、彼が私の飼育下に措いてどのような体色に変化を遂げられるものかも解りません。ただ云える事は頻繁に登場いただいている 別室 の彼女も最初は全く地味な存在だったのですが、飼い込む程にその体いっぱいに美しい発色を醸し出された経緯を目のあたりにし、タイプが違うとは云うものの未知のルナに少なからず期待を寄せている次第です。
更新日付:2007.10.28
パクー水槽に2匹のパクーを導入致しました。写真のブラックバンド・ミレウス Myleus schomburgkii はシングー産の個体。彼は個性的で均整のとれたスタイルが美しい若魚で、成魚になってもこのままの体型を維持していただきたいものです。 別室 のパクー Myleus rubripinnis sp は、現状のオレンジの斑も美しいのですが、この先、成長に伴って変化するであろう斑紋の形と発色に飼育の醍醐味があります。このタイプのパクーは非常に魅力的でありフォトジェニックです。彼は尻鰭の発色が Myleus rubripinnis luna のものではないと思われますが、私には推測の域を超えることは不可能です。
更新日付:2007.10.21
パクー水槽の二匹のミロソマは以前にもお話したように同時期に同じような体長で導入したにも関わらず、ずいぶんと成長スピードに差が出て参りました。写真は 今回初めてお目見えの成長がスローな個体で、 別室 の個体はお馴染みの成長が早い個体です。特徴的にとり立てて違いが有る訳ではないのですが、写真のタイニーな個体は尾びれの額縁が鮮やかです。
更新日付:2007.10.14
順調に成長を続ける単独水槽のフロントーサ( 別室 ) は食欲も旺盛で、私が水槽を覗き込むと威嚇するような仕草を見せます。動くものには攻撃を仕掛けて来るのでメンテナンスを行う際は注意が必要です。まだまだ若魚では有りますが一撃に合うと結構な破壊力があります。以前に何気なくガラス面に付いた苔を落としている時に傷を負わされた経験があり、その一件以来、彼の水槽メンテには必ず軍手を着用するようにしております。
更新日付:2007.10.07
単独水槽のサタンプレコ( 別室 ) 水槽に流木を導入しました。
何となく殺風景だった水槽も秋の色に衣替えと云ったところでしょうか。突然のリニューアルに戸惑う様子もなく、のっそりと流木に寄り添って居られる光景を見掛けると今回の「サタンプレコ水槽・流木導入計画」が、まんざらでもなかったかと内心、目を細めて居ります。実行にあたっては事前にプレゼンテーションと云う訳にもいかず、しばらくは彼の動向とご機嫌に注目している次第です。
更新日付:2007.09.30
私のパクータンクのスポット・メチニス ( 別室 ) は現在3匹です。いずれの個体も10cm前後と小柄ですが、体表に散りばめられたスポットが美しく見ごたえのあるメチニスです。ミレウス族の大柄な連中との混浴ではその美しさも霞がちですが、将来的に同種のみの複数飼育にチャレンジしてみたいと思っております。
更新日付:2007.09.23
私のパクータンクで一番大柄な個体は写真 ( 別室 ) のレッドフック・ミレウスで、 体長は 25cm 。入居時のひ弱さ( 別室 )は消えていかにも重鎮のイメージを醸し出して居られます。
現在のパクータンクのメンバーは総勢42匹を数えメチニス族18匹・ミレウス族22匹・ミロソマ族2匹の個体で構成されております。ここ数ヶ月の給餌状況は2日に一回。一握りの鯉のえさと沈下性の顆粒フードを小スプーン1杯。幼魚グループの成長も順調で、水質も特筆すべき変化も無く安定した数値で推移しており暫定的に現状で問題ないと考えております。
更新日付:2007.09.16
レッドフック・ミレウスの成長スピードも他のパクー達と同じように早く、いつの間にか成魚に混じって若魚が居なくなってしまうような感覚に陥ります。写真の若魚もいつの間にか幼魚から成長されたと思っているとその内に存在が分からなくなり、近い将来には( 別室 )のような貫禄で、並み居るパクー達に同化して仕舞われるでしょう。
更新日付:2007.09.09
私のパクータンクのミロソマ ( 別室 )は現在2匹。この2匹、同時期に導入したにも関わらず成長スピードがずいぶんと違い、一時は違う種類のミロソマかとも思ったりしたのですが、体型は大小の違いこそあれ同じもので、どうやら個体差のようです。メチニスとミレウスが折衷されたような出で立ちの彼らには一首独特な魅力を感じている次第です。
更新日付:2007.09.02
単独水槽のサタンプレコは体長も40cm程に成長され、ほぼマックスサイズと思われます。彼の魅力は甲冑をまとったように見えるダンディな容姿だけではなく背鰭を大きく拡げた時の迫力( 別室 )にも有ります。ショップ等で見掛けるセルフィンプレコの美しく大きい背鰭もすばらしいのですが、サタンプレコの威圧感のあるスタイルが大いに気に入っている次第です。
更新日付:2007.08.27