写真のレッドフックミレウス ( 別室 ) は、Myleus rubripinnis rubripinnis に酷似 (近縁種) しますが、体長・成長スピードには違いがあります。ショップでは、レッドフック・ミレウス(Red spot)で流通している事もありますが、ご多聞に洩れず最近の入荷は低調です。
更新日付:2008.10.26
久しぶりに登場のドルフィン・パクーは、いつの間にか体長も 20cm と入居時 5cm の幼魚から、1年で立派な若魚に成長されました。当初、その丸い風貌から想像していた体型とは異なり、意外と横長 ( 別室 ) で、大きく伸張した尻鰭が印象的です。
更新日付:2008.10.19
今までショップでミロソマと云えば Mylossoma aureum 以外はお目に掛かった事は無かったのですが、今回初めて Mylossoma duriventre ( 別室 ) の幼魚らしき個体を見付け、さっそくお出でいただいた次第です。最初は、Metynnis hypsauchen fasciatus ストライプ・メチニス(Striped Silver Dollar)かとも思ったのですが、ここ数週間の内に急成長を遂げられ、ようやくミロソマの特徴を確認するに至ったと云うところでしょうか。今後、成長につれて、ストライプを含め、どう云う変化をしていかれるのか興味深いところです。 (Hard bellied mylossoma)
更新日付:2008.10.12
レッドフック・ミレウスと云えば、一番オーソドックスな Myleus rubripinnis rubripinnis ( 別室 )が、まず思い浮かびます。私のパクータンクに数匹おられる彼らも、個体によって体型は、似ていても斑の色・形 ・大きさなどで随分と雰囲気が変わるものです。幼魚のうちはシルバー色の彼らも、若魚から成魚に掛けて現れ出す斑紋は、遺伝的な要素なのか環境の違いによるものかは理解できませんが、様々な個性を楽しむことができます。尤も、近縁種の Myleus rubripinnis luna ( 別室 ) に見られるような派手さはありませんが、シンプルなコスチュームもたいへん気に入っております。
更新日付:2008.10.05
私のパクータンクのジャイアントパクーは2種、いずれもブラジル・オーレン産の個体で、現地では 「 チンガ 」 と 「カウア」 の呼称で流通しているようです。ところでオーレンにはもう一種 「パンデラ」 と呼ばれるジャイアントパクーがいて、この3種の内 「カウア」 と 「パンデラ」 は、よく似ていて背鰭がフィラメント状に伸長するのが 「カウア」 で、しないのが 「パンデラ」 と云うことらしいです。すなわち私のパクータンクでは以前からおられる個体は、どうやら 「 カウア 」 のようですが、写真の個体は、「カウア」 としてお出でいただいたのですが、素人の私には、現状で 「カウア」 なのか 「パンデラ」 なのかが特定出来ないと云う事になります。
更新日付:2008.09.28
最近ショップで見かけるブラックバンデッド・ミレウスは、殆どが幼魚です。以前は逆に見ることが無かった幼魚ですが、時代と共に流通にも違いがあるのでしょうか。写真のブラックバンデッド ( 別室 ) はバンドが太いタイプ。このタイプの個体も以前はよく見掛けたのですが、最近は見る事もなくなってしまいました。彼らを取り巻く環境にどういった変化が起こったのかは解りませんが、いろいろなタイプを揃えるのもパクー達を育てる魅力の一つなのですが・・・。
更新日付:2008.09.21
私のパクータンクで一番お気に入りのメチニスは、写真 ( 別室 ) のオーソドックスな Metynnis hypsauchen です。どちらかと云えば老成魚の彼女は、幼魚や若魚にはない貫禄を備えています。レッドフック・ミレウスが中心のパクータンクの中で少数派のメチニスですが、つわものに囲まれながらも健闘いたしております。
更新日付:2008.09.14
写真のジャイアントパクー・チンガはちょうど一ヶ月前の、トリートメントを終えた直後の写真です。あれから彼の食欲はパクータンクで1、2を争うほどの食べっぷりで、現在の彼は ( 別室 ) 一瞬、見間違えるほど体高が増し、同じ個体とは思えない成長振りです。他のパクー達もそれなりの成長振りが伺えるのですが、彼の場合は数段上の成長です。今後、現地サイズ(40cmオーバー)にどれぐらい近づくのかは解りませんが、一ヶ月の成長を見る限り大いに期待できそうです。
更新日付:2008.09.07
私のパクータンクには、ルナのタイプ違いが4種。この4種類のルナの中で、体型が類似し斑紋の発色が違うタイプは写真と ( 別室1・2 ) の2タイプになります。発色上の相違点は、尻鰭の着色と斑の色で体型は、ほぼ同じながら体長が異なります。発色に関しては写真のタイプは非常に美しく、斑の色も赤・黄とバリエーションに富み、腹部も赤く染まり、派手なのに対して、別室のルナは斑の色も黄色一色で尻鰭も着色しません。体長は写真の派手なルナは、ほぼ20cm前後ですが、別室のルナは25cmくらいになり、地味な代わりに大きくなると云ったところでしょうか。ミレウス自体を扱うショップが少ない中、稀に見かける事もある写真の派手なタイプのルナですが、別室のルナに至っては最近、殆ど流通がなく、入手もかなり困難であると思われます。( あくまでも私の独断と偏見での見解であり、学術的根拠の無い話である事をご理解ください )
更新日付:2008.08.31
最近、パクータンクでは新規導入が相次いでおります。今回は、ジャイアントパクー・カウア ( 別室 ) です。学名は不明ですが、スタッフからお聴きした情報では、以前にもお話した現地(オーレン)でコンスタンスに採取されるパクー3種中の1種で、サイズは前回の「チンガ」には及ばないとの事です。特徴は、鰓の後ろ側が赤く着色する事と、現在は確認できませんが、背びれがフィラメントのように伸張するようです。
更新日付:2008.08.24