日本産淡水魚・熱帯魚編 - Episode - 2025年

10枚 | 30枚

レッドジュエル シクリッド

Hemichromis lifalili  2024.08.23 入居のレッドジュエル シクリッド(別室)はショップ店主からも気性の荒さは超一級で混泳魚には特に注意する必要があるとアドバイスを受けた上で連れて帰ってきた個体です。実際には確かに気の荒さは感じられますがシクリッド慣れしていればまぁ普通と云ったところでしょうか。私の水槽は基本的にベアタンクですので発色等はいずれの魚達にも期待はしていませんが特別色揚げする必要も感じないので成り行きに任せております。その中でもこの個体は色あせはしているものの私にとっては十分に赤いので条件を整えれば名前の通り宝石の輝きに相当する魚だと思われます。また以前にもお話ししましたが特に肥満させないことを重点に管理していきたいと考えております。単独飼育の場合はその個体の肥満度だけに注力し餌の分量を加減すればよいのですが混泳時の肥満に付いてはトータルの分量は勿論ですが、いずれの個体も暴君にさせない事で餌の独占を避けるのも重要だと思います。

更新日付:2025.01.05

パロットシクリッド(シッタクス)

Hoplarchus psittacus  2024.01.12にショップからお出でいただき1年が経過致しました。入居当初(別室)はトライアングルシクリッドと一戦を交わし敗退、現在は約23㎝と立派な若魚に成長されました。成長スピードはタンクメイトよりズバ抜けて早く精力的で頼もしいかぎりです。以前からお話している通りアメリカンシクリッドの中でもシッタクスの気性の荒さはキーパーの方ならお解りだと思いますがタンクメイトには特に注意が必要です。それゆえに魅力のある魚だと私は思っております。

「パロットシクリッド」

更新日付:2025.01.12

パクー(レッドフックミレウス ルナ) Myleus rubripinnis luna

今回は私がパクーにハマっていた2008~2010年当時の写真になります。特にパクーでもレッドフックミレウス ルナ(別室)にある意味執着していたと言っても過言ではありません。自分自身でルナを斑紋パターン4種類に分けて楽しんでおりました。写真の個体はそのルナでも特に気に入っていた斑紋の山吹色が体色一面に散りばめられた逸品だと思い返しては懐かしくショップで再びお目に掛る機会が有ることを願っている次第です。動画は現在飼育している唯一のルナですが朱色と斑紋が上下に別れるパターンのルナです。

「レッドフックミレウス(pacu)」

更新日付:2025.01.19

レオパード クテノポマ

Ctenopoma acutirostre 我が家のアメリカンシクリッド水槽内では大人しいポジションにあるレオパード クテノポマ(別室)ですが基本的には肉食傾向が強い魚で写真の個体は東南アジアの養殖個体で幼魚の頃から人口飼料、以前に飼育していたワイルド個体は入居から20ヶ月間は人口飼料は一切食べずにある日突然に食べだしたという経緯があります。クテノポマは養殖個体とワイルド個体とは体色、体表の柄は違うのである意味、判別が可能かと思われます。ここ数年ショップでワイルド個体を見掛ける事は無くなってしまいましたが機会があれば是非、飼育してみたいと思う次第です。

「レオパードクテノポマ」

更新日付:2025.01.26

アウノロカラ ヤコブフレイベルギ

Aulonocara jacobfreibergi ヤコブフレイベルギ(別室)はマラウイ湖の固有種で我が家の個体の雌雄は現在分かりませんが成長したオスは非常に美しい体色をしていてその美しさのバリエーションも多岐に渡ります。小兵ながらムブナとは違った魅力でコレクション性も高いアフリカンです。ショップから連れて帰ってきた幼魚からひと回り大きくは成りましたが地味なオレンジの体色は殆ど変わっていません。今後に期待を寄せているアフリカンシクリッドの幼魚個体です。

更新日付:2025.02.02

シノドンティス

Synodontis sp.  我が家の正体不明のシノドンティスですが日中に土管以外で見掛ける事はまずありません。よってこの写真は私にとって貴重なワンカットです。たまに土管から土管に移動する数秒がねらい目ですが正に「千載一遇」と云ったところでしょうか。今週は普段は土管(別室)のシノドンティスが撮影できた事がエピソードで彼自体は入居から成長した以外で何ら変わらない話題の少ない個体です。一時期、Synodontis alberti に酷似しているようにも見えましたが思い直してやはり正体不明としております。シノドンティスは私にとっては魅力ある魚で現在は写真の個体以外にペトリコラとフェザーフィンの幼魚を飼育しております。

「シノドンティス」

「サカサナマズ」

更新日付:2025.02.09

シノドンティス Synodontis eupterus・Synodontis petricola

Synodontis eupterus・Synodontis petricola 幼魚育成水槽のシノドンティスはペトリコラ(別室)とフエザーフィン。元来から私のナマズ好きは特にシノドンティスをショップで見掛けると連れて帰りたくなります。ペトリコラはまだよいとしてもフェザーフィンは気性が荒くおまけに20cmほどに成る事から過去の経験を顧みず衝動飼いです。シノドンティスは10年以上前には正体不明のワイルドが多くブリード個体はいなかったと思うのですが最近はペトリコラのような小型美個体のブリードが一般化してきたのでしょうか。

更新日付:2025.02.16

ブラックベリー パクー

Blackberry pacu 入居当初からひと回り成長したブラックベリー(別室)ですがシクリッド達からの攻撃という大洗礼を受けご覧の通り満身創痍と云ったところでしょうか。それでもへこたれる事もなく打たれ強いのはパクーの性質なのかも知れません。アメリカンシクリッド水槽のルナもまたパロットシクリッドから攻撃を受けても平気で飽食を楽しんでおります。成長に伴って一段と図太さが増すように見えるパクーですが特に他の魚に攻撃を仕掛けるような事もなく我が家のパクーは温厚な性格をしております。 

「レッドフックミレウス(pacu)」

更新日付:2025.02.23

フロントーサ

Cyphotilapia frontosa 今週末に敢行した魚達の移動でフロントーサはこの水槽のナンバーワンに返り咲くことになりました。別の見方をすれば(別室)のレッドジュエルとの双璧ともいえます。混泳の難しさはいつその状態が変化するのかを見極ていく事でしょうか。それはアクアリウムの面白さと醍醐味でもあり今後に於いての問題、課題でもあります。魚達との移動と同時に水槽環境も一旦リセットする意味でシェルターとして使用していたポットも撤収致しました。

更新日付:2025.03.02

ジャック デンプシー

Herichthys octfasciatus  ジャック デンプシーの幼魚ペアも順調に成長しております。 写真のオス・(別室)のメスともに特有の発色が美しく成魚に至るまでの変化を楽しんでいる次第です。昨今はノーマル品種とは別に改良品種も見掛けるようになりましたが私の場合、ノーマル品種からの脱却はまだまだ先になりそうです(笑)現在の飼育環境は90㎝規格水槽に多種多様なツワモノ幼魚の混泳で加えてシェルターも撤収し全くのベアタンクですが争いながらも適当な距離感でお過ごしいただいております。

「ジャックデンプシー」

更新日付:2025.03.09

ペルーアルタム

Pterophyllum scalar  今と成ればエンゼルフィッシュはこのペルーアルタム(ワイルド)1匹(別室)で数年が経過しました。今後エンゼルフッシュを増やす方向で考えた場合に同じスカラレ種もしくはアルタム、デユメリリイと云ったワイルド原種3種でいくか、過去にはバリエーションの多彩なブリード個体に特化していた時期がありましたがそちらの方向性を復活させる事も併せて検討課題となっております。いずれにせよエンゼル沼も広くそして深いですからどちらか決めきれずにただ魅力的なエンゼルをショップで眺めていると云った次第です。

「エンゼルフィッシュ&グーラミィ」

更新日付:2025.03.16

アウノカラ ヤコブフライベルギ

Aulonocara jacobfreibergi  幼魚シクリッドを全てナマズ水槽に移動しようやく落ち着いて参りました。写真・(別室)のフライベルギは幼魚で地味な体色ながらそれなりの美しさが魅力的です。おそらくオレンジのメス個体で、ネットで見掛けるような見事な発色に今のところ期待はしておりませんがどのように変化していくものなのかは非常に興味深く楽しみにしております。  

更新日付:2025.03.23

キングコング パロット Cichlasoma citrinellum x Cichlasoma synspilum 

写真は現在、私の90cm規格水槽のキングコングパロットで(別室)は過去(2007年4月時点)にパクー水槽(800×750×600mm)でタンクメイトとして飼育していたキングコングパロットです。思い返すと当時の個体は25㎝を超えていて迫力も貫禄も現在の個体とずいぶん違います。しかしながら当時の個体はパクー達の中で鮮やかな赤と相まって可愛いらしい存在でした。願わくば当時のインフラを再現できればキングコングパロットを大きく育ててみたいものです。

更新日付:2025.03.30

フェザーフィン シノドンティス Synodontis eupterus

衝動飼いを少し後悔しつつその裏腹で順調に成長していることを楽しんでおります。現在の水槽は60㎝×60㎝で幼魚の間はまだ良いのですがいずれかのタイミングで90cm規格水槽に転居させる必要があると考えているシノドンティス(別室)です。この魚に関わらずそれなりに大きく成る魚は成長スピードが早い傾向でインフラに合わせた給餌がポイントです。美しいシノドンティスですが過去の飼育経験からも成長に比例して気性が荒くなりそのタイミングで混泳魚を選びます。60㎝規格水槽ではいずれ手狭に成りますのでそれを見越した対策が必要です。

「シノドンティス」

更新日付:2025.04.06

プレコストムス Plecostomus

プレコと云っても小型種から超大型種までそのバリエーションの多彩さは半端ではありません。過去にはパクー沼と同じようにプレコ沼にもどっぷりと浸かっていた時期もありました。その中でもサタンプレコ(別室)の40㎝オーバーの個体を75㎝規格水槽で単独飼育していた時代が特に懐かしく可能であれば当時を再現させてみたいものです。さすがに超大型種を飼育する事はありませんが今後もプレコ達とのお付き合いは絶える事なく続けて参ります。

更新日付:2025.04.13

パクー  Myleus setiger

写真のパクーは 2007 年10月当時に飼育していたミレウスで私はMyleus setigerだと思っていますが実際のところ詳細は不明です。現在では扱っておられるショップも少なく入手は難しいのではないでしょうか。当時は特にMyleus rubripinnis luna にハマっておりましたのでluna とは少し方向性の違うパクーは詳しく調べていませんでした。2005年~数年間はかなりレアな魚がパクーに限らず頻繁に入荷していましたので現在からすれば夢のような時代です。私のインフラも当時とは様変わりで飼育できる個体数は限られていますがluna(別室)は外せない魚でありパクーです。

「レッドフックミレウス(pacu)」

更新日付:2025.04.20

シノドンティス Synodontis sp.

写真の個体(別室)はサカサナマズ科でも土管の中もしくは流木の下にいる時以外はあまり逆さまに泳いでいる姿を見掛けません。自身の安心できるスペースにいる時に逆さになるようです。我が家にお出でいただいてから1年半が過ぎようとしております。話題性に乏しいのが残念ではありますが大人しい性格で他者に攻撃を仕掛ける事もなく淡々と暮らしているのが要因です。混泳しているまだまだ幼魚ですが気性が荒く成長スピードの早いフェザーフィンシノドンティスとの関りを楽しみにしております。

「サカサナマズ」

「シノドンティス」

更新日付:2025.04.27

フェザーフィン シノドンティス

Synodontis eupterus  写真の個体は衝動飼いの幼魚(2024.09.28 入居)で入居数日違いのシノドンティス ペトリコラと共にシノドンティスである事とその可愛さに惹かれて連れて帰りました。フェザーフィンは過去には(別室)2019.06.30 当時は既に若魚ですが現在の個体のような幼魚期から成魚まで育てました。体色は幼魚の茶系から次第にグレー系に変化します。やはり名前のフェザーフィンが魅力的で迫力のあるシノドンティスです。  

更新日付:2025.05.04

スポットメチニス

Metynnis lippincottianus  数匹の幼魚スポットメチニスを連れて帰りながら私の管理不手際で落としてしまい写真(別室)の1番小さかった個体だけが生き残り現在に至っております。当初は幼魚と云うより稚魚レベルでここに来てようやく安心サイズと云ったところでしょうか。この時期は幼魚のみずみずしさが感じられここまで成長した事に安堵している次第です。メチニス・ミレウス全般(セルラサルムス科)は飼い込む事で個性が出てくることからも長期飼育が大前提でこの安心サイズに成長するまでが特に難易度が高いように感じます。

更新日付:2025.05.11

ヴィエジャ ハートウェギ  Vieja hartwegi

アメリカンシクリッド、とりわけシクラソーマの中でもこのハートウェギ(別室)の成魚個体は貫禄と発色は見事と云わざるを得ません。そこまで大きく育て上げるまでどれくらいの歳月が掛かるものか(笑)ブリード個体ではありますが少しずつ発色も見られるようになってきました。徐々に体高がのって体色のキャンパスが広がる事に期待して日々観察しております。もちろん最初から見事な個体を導入すれば早いとは云え私が探しきれないのかも知れませんが実店舗やネットで見掛ける事も無く現実的ではなさそうです。

更新日付:2025.05.18

ジャック デンプシー Rocio octofasciata

ジャック デンプシーのペア幼魚ですが徐々に大きくなってきました。特にオス個体は性格も強く並みいるツワモノにも怯むこともなく頼もしい存在です。オスに比べてメス(別室)は少々弱い面があり心配ではあり ますが今のところ上手に交わしながらやり過ごしておられます。ところでこの魚、通称のボクサー名ジャックデンプシー(ウィリアム・ハリソン・デンプシー)が登場以前は何と呼ばれていたのでしょうか…。

「ジャックデンプシー」

更新日付:2025.05.25

イエローシクリッド  Labidochromis sp Yellow

ショップではカエルレウスと云う事で連れて帰りましたが今のところ幼魚であるからかカエルレウスの特徴が出ていません。いずれにせよ体色が黄色1色のシクリッド(別室)は少なく成長に寄ってどう変化してくるのか興味深いところです。ここのところショップでもブリードムブナの出戻り個体を見掛けなくなったので幼魚から育てるのが慣例化ししつありますが安心サイズまで育てるまでずいぶん長い時間を要します。但しブリードムブナは安心サイズと云っても余程タンクメイトを間違えて捕食等がない限り丈夫で落ちる事もないのが私見ではあります。

更新日付:2025.06.01

レオパード クテノポマ  Ctenopoma acutirostre

写真のクテノポマ(別室)は当初、アメリカンシクリッド水槽でタンクメイトとも問題なく過ごしていたのですが突如、攻撃を受け出して満身創痍のありさまでした。そこで水槽移転。退避先はフロントーサを筆頭とするシクリッド水槽で様子を見ましたが回復せずムブナ達からの攻撃で水槽上部の片隅で横たわり瀕死状態。最後の砦はナマズ水槽、ここでもしばらくは瀕死状態でしたがここはタンクメイトも幼魚ばかりで先ずは受け続けたストレスからの回復、横たわった状態から徐々に体勢が整い出して幼魚用の餌まで食べれるようになりました。最近は幼魚には口に入らない大粒の餌まで食べるようになり完全復調に至った次第です。今回に限らず水槽内の有事は大小、茶飯事ですが混泳に起因する問題が大部分を占めます。ところで我が家のアクアリウムでクテノポマが存在しない期間は数十年間ありませんが永いクテノポマ歴でもワイルド個体は一度だけ後は全てブリード幼魚(もしくは稚魚)から育てました。ブリード個体のメリットのなかで入居時から人口飼料に餌付いていることが回復に大いに幸い致しました。

「レオパードクテノポマ」

更新日付:2025.06.08

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